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「麒麟がくる」クランクイン、長谷川博己「心が躍動しています」

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「麒麟がくる」クランクイン取材会の様子。左から西村まさ彦、沢尻エリカ、本木雅弘、長谷川博己、門脇麦、堺正章。

「麒麟がくる」クランクイン取材会の様子。左から西村まさ彦、沢尻エリカ、本木雅弘、長谷川博己、門脇麦、堺正章。

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が6月3日にクランクイン。本日6月4日に東京都内のスタジオで取材会が行われ、キャストの長谷川博己門脇麦西村まさ彦沢尻エリカ堺正章本木雅弘が出席した。

大河ドラマ第59弾となる本作は、長谷川演じる明智光秀を主人公に、戦国時代の英傑たちが天下を狙い戦うさまを描く時代劇。門脇が麒麟の存在を信じる京の戦災孤児・駒、西村が光秀の叔父に当たる明智家当主の光安、沢尻が光秀と姻戚関係にある帰蝶(濃姫)、堺が京に暮らす医師の望月東庵、本木が光秀の主君である美濃の守護代・斎藤道三(利政)を演じる。

取材会は、道三が拠点としていた稲葉山城のセットで行われた。真っ青な正装姿の劇中衣装で登場した長谷川は「馬子にも衣装の長谷川博己です」と挨拶。「大河ドラマのスケール感はやはり違う。僕も心が躍動しています。僕の俳優人生のすべてが出るんじゃないかな、と気を引き締めていこうと昨日思いました」と撮影に入った感慨を述べつつ、「今日はどう思うかわかりません」と笑いを誘う。最初の撮影については「本木さんと西村さんとの共演シーン。先輩方の演技を見つつ、自分も客観的な立場でいい緊張感を味わえました。(セットに入ると)自然に役に入れた気がします」と明かした。

6月中旬から撮影に参加する門脇は「駒は最初、15歳という設定。若さの力を借りて、肩の力を抜きながら、絡めるシーンが多い。いろんな人とおしゃべりできるのが楽しみです」と意気込みを語る。さらに駒のテーマカラーがオレンジであることに触れ、「普段はこういった明るい色は着ないので、着てるだけで気持ちが上がります」と続けた。本作ではキャラクターごとにイメージカラーがあり、衣装デザイナーの黒澤和子が人物の関係性や性格、そして風水を意識して色分けしたという。

本木は「あぐらがつらい、ひげがかゆい、撮影現場は熱帯雨林」と冗談交じりに愚痴をこぼしながら、長谷川との共演を「とても新鮮。まだ役の関係上でも役者としても、お互いを探り合いながら関係を詰めていくという段階です」と説明。沢尻が「とにかく道三がカッコいい」と昨日の撮影を振り返ると、本木は「芝居の熱量という意味では、沢尻さんがギラギラしていてピカイチでした。初日の緊張感を含め、今しかないという輝きを放っていました」と称賛した。

初披露となる衣装について、制作統括の落合将は「戦国はくすんだ色の世界という先入観がある。でも実は戦国武将たちは極彩色で色味の鮮やかなものを着ていた」とコメント。「麒麟がくる」では大河初のフル4K撮影が選択され、派手な色の衣装をまとった登場人物をくっきりと映し出していく方向性になるという。そして「トラディショナルな中で革新的な映像世界を描くチャレンジングな企画」と本作をアピールした。

「麒麟がくる」は2020年1月よりオンエア。「太平記」などNHKを中心に数々のドラマ脚本を手がけてきた池端俊策によるオリジナルストーリーとなる。

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