池田エライザ監督作「夏、至るころ」予告公開、崎山蒼志が主題歌を書き下ろし

3

461

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 85 309
  • 67 シェア

池田エライザの初監督作「夏、至るころ」の予告編がYouTubeで公開。主題歌として崎山蒼志の「ただいまと言えば」が使用されていることがわかった。

「夏、至るころ」ポスタービジュアル

「夏、至るころ」ポスタービジュアル

大きなサイズで見る(全19件)

福岡県田川市を舞台とした本作は、緑あふれる故郷で友情を育んできた高校生の翔と泰我が、夏祭りを前に人生と向き合い一歩を踏み出そうとする物語。翔を倉悠貴、泰我を石内呂依、不思議な少女・都をさいとうなりが演じ、安部賢一杉野希妃大塚まさじ高良健吾リリー・フランキー原日出子もキャストに名を連ねている。

「夏、至るころ」新場面写真

「夏、至るころ」新場面写真[拡大]

「夏、至るころ」新場面写真

「夏、至るころ」新場面写真[拡大]

映像は、翔と泰我が太鼓を力強く打ち鳴らす場面からスタート。幼い頃から祭りの太鼓をたたいてきた2人だが、泰我は受験に専念するために太鼓をやめると言い出す。自分の将来にも焦りを感じる翔の前に、ギターを背負った都が現れる。

崎山蒼志

崎山蒼志[拡大]

「ただいまと言えば」は崎山の書き下ろし楽曲。崎山は「脚本を読ませていただき、『ただいまと言えば~』というフレーズが頭をよぎりました。そのフレーズを核に、脚本を読んでインスピレーションを受けながら他の部分の歌詞を書き、曲をかき上げました」と制作の裏側を語り、本作を「力強く美しく素晴らしい映画です。静かに滾るような、今悩む多くの方々に観てほしいと僭越ながら思います」と称賛している。

「ぼくは麻理のなか」「青と僕」の下田悠子が脚本を担当した「夏、至るころ」は12月4日より東京・WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)、福岡のユナイテッド・シネマ キャナルシティ13ほか全国で順次公開。

崎山蒼志 コメント

このような貴重な、素晴らしい機会を与えてくださった池田監督に多大なる感謝を申し上げます。
まず、この楽曲は昨年2019年の7月頃、池田監督が司会をしていらっしゃるNHK「The Covers」の収録後に翌日の学校に備えバタバタと品川駅から新幹線に駆け込み、席に座り、すとーんとした気持ちで不意に生まれた「ただいまと言えば~」というフレーズがベースになっています。
その後、有難いことにこの映画(「夏、至るころ」)の主題歌をやらせていただくことになり、脚本を読ませていただき、「ただいまと言えば~」というフレーズが頭をよぎりました。そのフレーズを核に、脚本を読んでインスピレーションを受けながら他の部分の歌詞を書き、曲をかき上げました。
力強く美しく素晴らしい映画です。静かに滾るような、今悩む多くの方々に観てほしいと僭越ながら思います。
この映画に関われたことを、誇りに思います。

この記事の画像・動画(全19件)

(c)2020「夏、至るころ」製作委員会

読者の反応

  • 3

菱沼康介 4月28日演技WS 短編集DVD 10月仏上映 @hisikosu

池田エライザ監督作「夏、至るころ」予告公開、崎山蒼志が主題歌を書き下ろし(コメントあり) https://t.co/OYyaWVkAjI

コメントを読む(3件)

リンク

関連商品

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 夏、至るころ / 池田エライザ / 崎山蒼志 / 倉悠貴 / 石内呂依 / さいとうなり / 安部賢一 / 杉野希妃 / 大塚まさじ / 高良健吾 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。