本作は時代劇オタクの高校3年生・ハダシが、仲間を巻き込み時代劇制作に奮闘するSF青春ストーリー。所属する映画部ではキラキラ青春映画作りばかりで辟易していたハダシの前に、武士役として理想的な男子・凛太郎が現れる。すぐさま映画制作に乗り出し、文化祭での上映を目指すハダシたちだったが、実は凛太郎がタイムトラベルしてきた未来人であることが明らかになる。
黒澤明やマキノ雅弘の作品など時代劇を溺愛するハダシ役を、元乃木坂46のメンバーである伊藤が務めた。凛太郎役でドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」の
監督の
伊藤は「ものすごいスケールが大きく感じて始まる前まで緊張していましたが、始まってからは役名の通りハダシで、日々をただただ必死に駆け抜けていました」と撮影を振り返り、「映画に対して好きと憧れがあるからこそ、この作品に関われたことは一生の宝物です」と思いをつづった。松本は「友情も恋愛もSFもアクションも、夏の空気と一緒に全部がギュッと詰まっています」と本作を表現している。
なお「サマーフィルムにのって」は第33回東京国際映画祭で特別招待作品として上映される。
伊藤万理華 コメント
松本壮史さんと三浦直之さんのタッグは、2年前に短編ドラマでご一緒させていただいて以来です。
心がきゅっとなる瞬間、柔らかくて詩的な言葉と空気、印象的で大好きでした。
新しく映画をつくると聞いて、ものすごいスケールが大きく感じて始まる前まで緊張していましたが、始まってからは役名の通りハダシで、日々をただただ必死に駆け抜けていました。登場人物全員、本当に愛おしくて離れがたくなるくらいみんな素敵でした。早くスクリーンで会いたいです!
映画に対して好きと憧れがあるからこそ、この作品に関われたことは一生の宝物です。
松本壮史 コメント
最高にしびれる青春映画を撮りたいとずっと思っていました。
脚本の三浦直之(ロロ)と作ったこの物語は、友情も恋愛もSFもアクションも、夏の空気と一緒に全部がギュッと詰まっています。
自分にとって最高の長編デビュー作となりました。こんな時代ですが、スクリーンがとても似合う作品になったと思います。
主演の伊藤万理華さんをはじめとした、若く魅力溢れる俳優陣の輝きを目撃してください。
「サマーフィルムにのって」をよろしくお願いします。
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早川大輝(編集者・ライター) @dai_nuko
脚本・三浦直之さんに監督・松本壮史さん、主演に伊藤万理華さん。うーわー、完全に『ガールはフレンド』の布陣でめちゃくちゃ楽しみ
伊藤万理華は時代劇オタク、金子大地は未来人に「サマーフィルムにのって」来年公開(コメントあり) https://t.co/cXQ2c4P53i