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東京・中目黒でルームシェアをする小春と彩乃の姿を通して、現代女性の揺れ動く心情を描く本作。彩乃が妊娠したことで、2人の日常や友情が変化していくさまが映し出される。三吉が小春、阿部が彩乃を演じた。
このイベントは、物語にちなみ“母子の神”“安産・子育ての神”の八幡大神が祀られている金王八幡宮で実施された。浴衣で登場した三吉と阿部は、自ら柄を選んだそうで「私は年々、渋いデザインを選びがち。今回も渋いかなあ? 純ちゃんはさわやかで華やかなのでもっと距離を取りたい!」「私のほうこそ横にいるだけでかわいさをおすそ分けしてもらっています」と言葉を掛け合った。
完成作品について三吉は「いつもは出演した作品を観ると、自分の芝居などを気にして観てしまうけれど、この作品は客観的に1本の映画を観たような不思議な気持ちになりました。インテリアや衣装、景色などとことん美しくこだわって作られている。美しいきれいな日本映画です」とコメント。阿部は「女性の心の揺らぎが日本の四季に投影されていて、美しい物語になりました」と手応えを述べた。
今回長編監督デビューした津田は「色彩やインテリア、衣装にはこだわりました」と話す。続けて「三吉さんと阿部さんがかわいいですし、しゃべっているだけで魅力的。この2人を観に来てほしい。自分の脚本を演じてもらったお二人なので、もう大好きです」とキャストを絶賛した。
親友同士を演じたキャスト2人は、撮影前に擬似ルームシェア体験で役作りをしたという。三吉が「部屋での生活感を出したいと思って、撮影で使用する家に2人で行って、お昼を食べたり、ゴロゴロしたりしていました」と回想すると、阿部も「1日中2人で過ごしていました」と楽しそうに振り返る。続けて阿部は「撮影の合間に、三吉さんにプライベートで着る服を全身コーディネートしてもらって、それで2人で外を歩きました」と撮影中の思い出を紹介した。
最後に三吉は「今はいろいろと難しい時期ではありますが、人生や友情、命を感じてもらえる映画になっているので、ぜひ観て楽しんでほしい」と映画をアピール。阿部は「この作品を通して、女性の生き方や幸せはアップデートされているんだと実感しました。観客の皆さんにも、自分にとっての生きがい、輝き方を考えるきっかけになってもらえれば」と願いを口にした。
「Daughters」は9月18日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開。
三吉彩花の映画作品
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「Daughters」ヒット祈願、三吉彩花と阿部純子が擬似ルームシェア回想「1日中2人で」 - 映画ナタリー
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