田中圭が「哀愁しんでれら」で土屋太鳳と共演、裏の一面持つ裕福な医師役

土屋太鳳の主演作「哀愁しんでれら」に、田中圭が出演していることが明らかになった。

本作はTSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2016でグランプリを受賞した企画をもとにするサスペンス。不幸のどん底から幸せの頂点へ駆け上がった女性・小春が、ある日前代未聞の凶悪事件を起こすさまが描かれる。土屋が小春を演じ、「かしこい狗は、吠えずに笑う」の渡部亮平が監督を務めた。

田中が演じるのは、前妻を事故で亡くし8歳の娘を男手ひとつで育てている裕福な開業医・泉澤大悟。度重なる不幸に見舞われた小春に救いの手を差し伸べ、彼女の夫となるキャラクターだ。今回公開された場面写真には結婚を祝福される2人の姿が捉えられているが、大悟には小春の知らない“裏の一面”があるという。

本作への出演を3度断わった土屋は「大悟さんは田中圭さんと聞いた瞬間、心の中で急に何かがすごく納得して、パズルのピースが合ったような感覚になりました」と回想。「『圭さんが演じる大悟さんに小春として出会いたい』と感じたのと『やります』と答えたのが同時でした」と、4度目のオファーで承諾したきっかけの1つが田中の出演であることを明かしている。

一方、田中は「何よりも土屋太鳳さんという女優がこの作品に挑戦する事にとんでもなくワクワクしました！ 近くで見てみたいと思い、お話を受けさせていただきました」とコメント。「彼女が毎日必死に生きた小春を是非楽しみにしていてください！ 小春の選択はどこで狂ったのか。皆さんに責められますか？ 劇場でお待ちしております！」とファンに呼びかけた。

「哀愁しんでれら」は2021年早春に全国公開。

田中圭 コメント

人は常に何かの選択をしていて、その時には決して間違った選択ではないはずなのに、その選択が少しずつ本人を蝕んでいってしまうストーリーがゾッとする程おもしろく、恐ろしく、他人事ではないかもしれない世界に飛び込んでみたいと脚本を読んで思いました。そして、何よりも土屋太鳳さんという女優がこの作品に挑戦する事にとんでもなくワクワクしました！ 近くで見てみたいと思い、お話を受けさせていただきました。久々の共演になる土屋太鳳さんは相変わらず天使のようでした。彼女の独特の感覚は本当に毎度唸るほどに面白く、刺激的な毎日でした。しかし、当然小春は土屋太鳳さんではなく。彼女が毎日必死に生きた小春を是非楽しみにしていてください！ 小春の選択はどこで狂ったのか。皆さんに責められますか？ 劇場でお待ちしております！