サンフランシスコで生きる黒人たち描いた映画公開、A24とプランBがタッグ

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A24とプランBエンタテインメントがタッグを組んだ「The Last Black Man in San Francisco」が、「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」の邦題で公開される。

「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」ポスタービジュアル

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「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」

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「レディ・バード」「ミッドサマー」のA24と「それでも夜は明ける」「アド・アストラ」のプランBエンタテインメントがともに映画を製作するのは「ムーンライト」以来。本作の舞台は、地価が高騰して富裕層が多く住むようになり、代々住んでいた者たちの行き場が失われてしまった米サンフランシスコだ。都市開発によって街が変わっていく中、サンフランシスコに住んだ最初の黒人だったという祖父が建てた1軒の家を取り戻そうと奔走する主人公ジミーと、彼を支える親友モントの姿が描かれる。

メガホンを取ったのはジョー・タルボット。主人公ジミーを実名で演じた幼なじみジミー・フェイルズが体験してきた物語を、自身初の長編映画として作り上げた。モントを「囚われた国家」のジョナサン・メジャースが演じ、ロブ・モーガンダニー・グローヴァーも共演している。

このたびYouTubeで公開された予告編には、ジミーとモントがハグする様子や「たとえ最後の一人になってもこの街で生きる」というセリフが収められた。

タルボットとロブ・リチャートが脚本を担当した「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」は10月9日より東京・新宿シネマカリテ、シネクイントほか全国でロードショー。本作は2019年のサンダンス映画祭で、監督賞と審査員特別賞を獲得している。

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