エランドール賞授賞式に「蜜蜂と遠雷」松岡茉優、「新聞記者」シム・ウンギョンら登壇

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第44回エランドール賞の授賞式が本日2月6日に東京・京王プラザホテルで開催され、受賞者が出席した。

左から松岡茉優、「蜜蜂と遠雷」プロデューサーの石黒裕亮。

左から松岡茉優、「蜜蜂と遠雷」プロデューサーの石黒裕亮。

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若松央樹

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1956年にスタートしたエランドール賞は、日本映画テレビプロデューサー協会が選出した優れた映画、テレビ作品のキャストやプロデューサーを表彰するもの。映画プロデューサー賞は「翔んで埼玉」の若松央樹と古郡真也が受賞した。同作は第43日本アカデミー賞でも最多受賞を果たすなど大きく話題となり、若松は「寛大な心で観ていただいた埼玉県の皆様に感謝しています」とユーモアを交えて喜びを伝えた。出演者のブラザートムもお祝いに駆け付け、「日本で初めてコメディ映画ができたと思います! 今までも喜劇はあったけど……この人たちがこれから“コメディ”を作っていくと思います」と誇らしげに語る。

松岡茉優

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映画プロデューサー奨励賞に輝いたのは「蜜蜂と遠雷」の石黒裕亮。「メイン4人のキャストは何カ月もピアノを練習し、ピアニストを体現してくれました」とキャストを労い、「唯一の反省点は、もっとお客さんに観ていただきたかった! 4月15日にBlu-ray / DVDが発売されます」とPRした。祝福のため来場した松岡茉優は、真っ白なドレス姿で登壇。多大なる感謝を述べたのち、「Blu-ray / DVDが発売されます。いつでもクラシックを聴くことができます!」としっかり宣伝して、石黒とのコンビネーションを見せつけた。

阿部サダヲ

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また大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」もプロデューサー賞を受賞し、清水拓哉、家冨未央、大越大士が壇上に並んだ。花束ゲストとして出演者の阿部サダヲも駆け付け、周囲からの反響を伝える。そして「熱狂的な方たちが多くいて、今後も語り継がれるドラマだと思います。今年はオリンピックもありますしね!」とさらなる盛り上がりに期待。またテレビプロデューサー奨励賞にはドラマ「凪のお暇」の中井芳彦が選ばれた。

シム・ウンギョン(右)。

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特別賞は、国家権力の闇に迫ろうとする記者の姿を描いた「新聞記者」製作チームへ。授賞式にはプロデューサーの河村光庸や、監督の藤井道人が出席したほか、出演者のシム・ウンギョンも来場した。河村は「『新聞記者』は禁断の映画。でも(キャストの)松坂桃李くん、シム・ウンギョンさんがこの映画を理解し、素晴らしい演技をしてくれました。『映画こそ、真の表現の自由を』と旗を掲げました。この旗を掲げつつ、これからも精進していきたいです」と本作に込めた覚悟を改めて述べ、シム・ウンギョンは「このような素敵な賞をいただけてとてもうれしいです。みんなで一生懸命がんばって作った映画でした」と製作チームをたたえた。

左から橋本環奈、吉沢亮、清原果耶、横浜流星、安藤サクラ、神木隆之介。

左から橋本環奈、吉沢亮、清原果耶、横浜流星、安藤サクラ、神木隆之介。[拡大]

なおアクターズセミナーの受賞者には片桐美穂、佐伯大地、ついひじ杏奈、内藤聖羽、仁科あい、吉川一勝が選出。新人賞には神木隆之介安藤サクラ横浜流星清原果耶吉沢亮橋本環奈が輝いた。

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ようこ @kyuuri555tomato

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