ブラッド・ピットが六本木に、日本滞在中は「いつも時間が足りない！」

「アド・アストラ」のジャパンプレミアが本日9月13日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、主演・製作を兼任したブラッド・ピットが参加した。

ピットはまず会場の外に敷かれたブルーカーペットへ。笑顔でサインするなど、彼の登場に胸をときめかせていたファンと交流を図る。そして、ゆっくりと階段を降りマスコミの写真撮影に応じた。

その後ピットは会場のスクリーンに移動。日本滞在中のことを聞かれると「いつも言ってることだけど、仕事ばかりで時間が足りないんだ！ 『次こそは！』と思っても、毎回あまり時間がない。今度は仕事抜きでゆっくり過ごしたいよ」と率直な気持ちを明かす。

ピットは「アド・アストラ」で宇宙飛行士のロイ・マクブライドを演じた。作品について「ほかのSFとはまったく違ったものになっている。SFはずっとやりたかったんだけど、なかなか独創的なものが見つからなかった。でも今回はこのジャンルに貢献できたと思う」と自信をのぞかせる。映画に込められたテーマを尋ねられると「大きなアドベンチャー映画でもあるけど、本質は自分自身を探す物語なんだ」と回答。また、スクリーンに目を向け「とてもユニークな作品だから大きなスクリーンで観ると楽しめると思うよ」と鑑賞前の観客に呼びかけた。

ジェームズ・グレイが監督を務めた「アド・アストラ」は9月20日より全国ロードショー。