「海辺の生と死」「アレノ」で知られる
本作は、ある状況下に置かれた男女のひとときを切り取る「誰でもない恋人たちの風景」シリーズの第1弾。癒えない悲しみを抱えるユリが小さな古本屋の店主・トモの妻となるも、彼の幼なじみであるリュウタと惹かれ合っていくさまを描く。
瀬戸は「撮り終えたあと、ユリからなかなか離れられなかったことを強く覚えています。このままお芝居をやっていこうと思えたきっかけの、大切な作品です」とコメント。越川は「作りながら、この映画に登場する三人の様々な箇所に自分の『愛の歴史』を見出してしまい、古傷が疼くようなそんな思いもしました。この小さな作品が、ご覧いただくみなさんそれぞれの『愛の歴史』を反射するような映画になったのならばこんな嬉しいことはありません」と述べた。
「愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景 vol.1」は東京・K's cinemaほか全国で順次公開される。
瀬戸かほ コメント
女優としてやっていけるのか悩んでいたときに、監督からこの作品をいただき挑戦したいと思いました。
果たして自分は応えられるのか、不安でいっぱいだったのですが、監督をはじめとするみなさまのおかげで、そのときの私のすべてを出すことができました。
撮り終えたあと、ユリからなかなか離れられなかったことを強く覚えています。
このままお芝居をやっていこうと思えたきっかけの、大切な作品です。
越川道夫 コメント
ひとには皆、それぞれに「愛」をめぐる「歴史」があります。
僕にも、誰にでも。
それがささやかな映画にならないかと思っていました。
ひとは幸福でありたいと思い、幸福になろうとして行動するけれども、それがいつも正しいとは限らない。
愚かかもしれない。でも愚かであるからと言って、幸福でないとも限らない。
そんなことを繰り返しながら、ひとはそれぞれの愛の小さな歴史を紡いでいるのかもしれません。
新人の瀬戸かほさんで映画を撮ることになり、深水元基さん、宇野祥平さんにも参加してもらい、アンサンブルを作りながら、そんな映画を想像しました。
作りながら、この映画に登場する三人の様々な箇所に自分の「愛の歴史」を見出してしまい、古傷が疼くようなそんな思いもしました。
この小さな作品が、ご覧いただくみなさんそれぞれの「愛の歴史」を反射するような映画になったのならばこんな嬉しいことはありません。
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- 「愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景 vol.1」公式サイト
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瀬戸かほ Kaho Seto @kahoseto06
映画ナタリーさまで取り上げていただきました。
越川道夫監督作「愛の小さな歴史」公開、瀬戸かほ、宇野祥平、深水元基が三角関係に
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