越川道夫の新作「あざみさんのこと」公開、セックスと愛を引き離そうとする女性描く

「アレノ」「海辺の生と死」で知られる越川道夫の監督最新作「あざみさんのこと 誰でもない恋人たちの風景vol.2」が、10月10日に公開される。

本作は、2019年に越川が発表した「愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景vol.1」に続くシリーズ第2弾。劇中では、忘れられない恋を引きずり、孤独を埋めるため性に奔放となる女性・あざみの小さな覚醒と決断が描かれる。「ももいろそらを」の小篠恵奈が、複雑な家庭環境に育ち、セックスと愛を引き離して扱おうとするあざみを演じた。そして「SR サイタマノラッパー」シリーズの奥野瑛太が、あざみを不器用に愛する“ノダくん”役で出演。あざみの元恋人シン役で「二十六夜待ち」の嶺豪一、忘れられない恋の相手“キタジマさん”役で「ディアーディアー」の斉藤陽一郎、あざみの母役で片岡礼子が参加している。

「あざみさんのこと 誰でもない恋人たちの風景vol.2」は東京・K's cinemaほか全国で順次公開。