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松坂桃李「新聞記者」イベントでファンに感謝「数珠つなぎになって育ててくれた」

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左からシム・ウンギョン、松坂桃李。

左からシム・ウンギョン、松坂桃李。

新聞記者」の舞台挨拶が本日7月23日に東京・新宿ピカデリーで行われ、キャストのシム・ウンギョン松坂桃李が登壇した。

「デイアンドナイト」「青の帰り道」の藤井道人が監督を務めた本作は、国家権力の闇に迫ろうとする新聞記者・吉岡と現政権に不都合なニュースをコントロールする任務を与えられたエリート官僚・杉原の姿を描いた政治サスペンス。吉岡役のシム・ウンギョン、杉原役の松坂に加え、本田翼、岡山天音、西田尚美、高橋和也、北村有起哉、田中哲司が出演している。

舞台挨拶では昨日7月22日付けで動員33万人、興行収入4億1000万円を記録していることが発表された。映画鑑賞後の観客から大きな拍手で迎えられた2人は、それを聞いてさらに笑顔に。続いて新宿ピカデリー支配人からのコメントをMCが紹介。「連日ほぼ満席が続いており、お問い合わせが殺到しています。普段このジャンルの作品ではあまり見ることのない若い人たちにも多く足を運んでいただいております」という現状を受け、松坂は「本当にありがたいです」としみじみコメントする。シム・ウンギョンは喜びを表情ににじませつつ「おおきにですね」と述べ、松坂から「急に関西弁!」とツッコミを受けた。

会場には本作を10回以上観たファンも駆け付けており、松坂が「10回!? 我々よりセリフを覚えているんじゃないですか?」と驚嘆する場面も。そしてシム・ウンギョン、松坂の大ファンであるという2人が観客を代表して彼らに花束を渡した。「新聞記者」に関連して花束を受け取るのはこれが2度目だという松坂。「クランクアップしたときと今です。キャスト、スタッフ一同、熱量が高い中で撮影していたことがフラッシュバックしました」とほほえんだ。

イベントの終盤、シム・ウンギョンは「皆さんにとっていい時間になりましたか?」と呼びかけ再び拍手を浴びる。また「今日皆さんに会えて、映画に対する熱量を感じられて感無量です。選択を強いられる分かれ道に立ったときに迷わない力が届くよう願っています」と観客の未来を踏まえて語った。松坂は「公開してから約1カ月。こうして皆さんに会えることはなかなかないです」と情感たっぷりにコメント。ヒットの要因を「皆さんの言葉が違う人を呼んで、またその人が別の人を呼んで。数珠つなぎになってこの映画を育ててくれた」と分析し、「賛否があって語れる作品だからこそ熱量が高くなる。皆さんが持ち帰ることのできる映画になったかと思うとうれしいです」と心の内を伝えた。

「新聞記者」は全国で上映中。

(c)2019『新聞記者』フィルムパートナーズ

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