小芝風花がラップバトルでサバイバル、主演ドラマが7月に2夜連続放送

10

564

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 53 118
  • 393 シェア

インカ帝国によるマンガ「ラッパーに噛まれたらラッパーになる漫画」が、「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」としてドラマ化決定。「トクサツガガガ」の小芝風花が主演を務める。

「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」より、稲穂みのり役の小芝風花。

「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」より、稲穂みのり役の小芝風花。

大きなサイズで見る

本作は、原因不明の“RAPウイルス”により、人々が突如“ラッパーゾンビ”化してしまった世界を舞台とする物語。主人公・稲穂みのりは恋人を救うため、ラップへの理解を深めながらサバイバルに身を投じていく。「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2016」でグランプリに輝いた渡部亮平が脚本を手がけ、「耳を腐らせるほどの愛」の公開を控える豊島圭介が演出を担当した。

みのり役の小芝は「いままで“ゾンビもの”や“ラップもの”のドラマはありましたが、2つを融合させた作品は初めて! ものすごく面白そうだなと思って、とてもワクワクしています!」と期待のコメント。初挑戦となるラップバトルについては「動画も見て勉強しているのですが、なかなか難しそう……。ビートにのることに必死になって気持ちがおろそかにならないよう、監督と相談しながら作っていけたら……。とにかく頑張ります!」と意気込んだ。

「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」は、テレビ朝日系にて7月12日と13日に2夜連続放送。

「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」

テレビ朝日系 2019年7月12日(金)、13日(土)23:15~
※2夜連続放送

小芝風花 コメント

オファーを受けたときの心境

最初、“ラップでゾンビを倒す役”だと聞いたので、「えっ!? いったいどういうこと?」とビックリして……。すぐに原作コミックを読ませていただき、「こういうことか!」と納得しました(笑)。いままで“ゾンビもの”や“ラップもの”のドラマはありましたが、2つを融合させた作品は初めて! ものすごく面白そうだなと思って、とてもワクワクしています!

台本を読んで

クスッと笑えるところもたくさんあってコメディー要素も強いのですが、私が演じるヒロイン・みのりはウイルスが蔓延した世界で、自分にとっていちばん大事なものは何なのか、気づいていく役柄。なので、根本的には焦りや恐怖など、世界が壊れていくときの人間の心理を大切に演じたいなと思っています。また、みのりは彼の行方を捜すために命の危険を顧みずサバイバルをはじめますが、命をかけられる程好きになれる人に出会えるのってうらやましいなと思うし、みのりの行動力は素敵! 個性の強いキャラクターたちに翻弄されながらも、みのりが成長していく過程をまっすぐに演じていきたいです。

ラップやヒップホップについて

実は、自分からヒップホップ音楽を聴いたことがなくて……。今までまったく触れてこなかった分野なので、今はヒップホップ音楽を聴いたり、動画を見たりして勉強しています。これからラップのことを深く知って、どんどん好きになれたらいいなと思います。
今回、解禁用ビジュアル撮影のため、カラーエクステを使ったヘアスタイルに挑戦しましたが、こんなハデハデな編み込みは初体験! ヘアメイク中、「どうなるんだろう?」って、興味津々でした。メイクさんが次に何を手に取るのか、予想もつかなくて目が離せなかったです(笑)。ファッション的にも、パーカーが「オーバーすぎるやろ!」っていうぐらいオーバーサイズだったので、ダボっとしたヒップホップスタイルは、ものすごく新鮮でした。

ラップバトルへの意気込み

ラップバトルの動画も見て勉強しているのですが、なかなか難しそう……。ビートにのることに必死になって気持ちがおろそかにならないよう、監督と相談しながら作っていけたら……。とにかく頑張ります!

視聴者へのメッセージ

なにせ主人公を演じるのがラップ未経験者の私なので、ラップを知らない方も、ラップが大好きな方も、温かい目で見ていただけたらうれしいです! 私自身、どんな作品になるのか楽しみにしていますし、フラットな感じで見ていただけたら……。
「こんなん、ありえへんやろ!」っていう、このドラマならではの面白い世界を楽しんでいただけるように頑張って演じていきます!

インカ帝国 コメント

自分の描いた漫画がドラマ化されると聞いて、なんだか夢のようでまるで現実味がなかったのですが、主演の小芝さんが主人公のみのりに扮した写真を見て、ようやく実感が湧いてきて嬉しくなりました。
小芝さんのような素晴らしい女優さんに主役をやっていただけて、これまで漫画を描いてきて良かったと心から思いました。
ようやく家族に誇れるような事が出来てとても嬉しいです。

高崎壮太(プロデューサー) コメント

初めてこの企画を提出したとき「まったく意味が分からない。分からないからこそ可能性はある……かも?いや……やっぱり、どうかな……うーん」と言われました。
それがどうにかこうにかドラマ化まで漕ぎつけました! ありがとうございます。

「ゾンビ」に「ラップ」にと多牌なこの企画ですが、決して無茶なコメディーがやりたいわけではありません。終末世界でサバイバルに挑む女性、さらにラッパーゾンビと対峙していく中で気付いていく自分の本音、この作品の世界でしか描けないドラマに注目して頂ければと思っています。
主人公・みのりは誠実に必死に演じて頂ければ頂くほどこの作品がコメディーとして面白くなると信じていますので、小芝風花さんにこの役を演じて頂けるのを今からワクワクしております!
(フリースタイルにはあまり詳しくないとのことなので、とりあえず「R-指定vsDOTAMA」はクランクイン前に見てもらうようにします!)

生と死(ゾンビ)、ラップと方言、都市と地方、エリートと普通人、メインカルチャーとカウンターカルチャー、本音と建て前、と面白いくらい「二項対立」が散らばっている本作なのですが、その対立項がごちゃっと丸飲みされる終末世界で巻き起こるドラマにもご注目ください!
原作のギャグやポテンシャルに応えつつ、さらにドラマ実写化で一皮むけた「ラッパーに噛まれたらラッパーになる」をお見せ出来ればと思っております!

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全1件)

(c)テレビ朝日

読者の反応

豊島圭介 @toyoshima1113

次のドラマが発表になりました。
ゾンビものとラップもののコンボというこってりした企画を、脚本の渡部亮平がオフビートなコメディに仕立ててくれました。小芝風花さんと一緒にがんばります。
現在、絶賛ロケハン中!(笑)
https://t.co/bV4TD5Mt6r

コメントを読む(10件)

関連商品

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 小芝風花 / 渡部亮平 / 豊島圭介 / インカ帝国 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。