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千葉雄大「尽くす女」に「背中を押してもらった」、伊藤沙莉は撮影で丸1日真っ黒に

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「ちょいドラ 2019」試写会の様子。左から伊藤沙莉、千葉雄大。

「ちょいドラ 2019」試写会の様子。左から伊藤沙莉、千葉雄大。

「ちょいドラ 2019」の試写会が本日1月10日に東京のNHK放送センターで行われ、伊藤沙莉千葉雄大が登壇した。

本作は2017年末に放送された「ちょいドラ」の第2弾。「◯◯な女」を共通テーマに、10分の短編ドラマ3本が制作された。「ダークマターな女」で謎の暗黒物質“ダークマター”になってしまう女性宇宙飛行士を演じた伊藤は「ほとんどワンシチュエーションで言葉のかけ合いで物語が進んでいくので、シュールな感じでニヤニヤ観ていただければうれしいです」と述べる。劇中ではダークマターを表現するために顔や手などを黒く塗っていた伊藤は「とにかく丸1日真っ黒で本当に不自由でどうなっちゃうんだろうと思っていました」と笑いながら振り返り、「好きだったものが自分を侵略していって、それが解けるときにはどういう感情になるのか、短い中で皆さんに伝わればいいなと思ってます」と見どころを語った。

「尽くす女」で体は男性だが心は女性のトランスジェンダーを演じた千葉は、本作について「作っている側としては学生時代でも大人になっても感じるモヤモヤとした気持ちを代弁してくれたり、今のままでもいいのかなと思わせてくれる作品。現場の雰囲気も相まって温かい作品になったのかなと思います」と述懐。主人公のモデルとなった人物と現場で話す機会があったと明かし、「レストランで働いている役だったんですが、調理シーンの監修もしていただきました。お話できたことによって僕が表現できた部分もあったと思いますので、助かりました」と感謝を述べた。

記者から、「2018年のまとめと2019年の抱負を」というリクエストを受けた2人。千葉が「僕の2018年は『尽くす女』のためにあったんじゃないかと思えるほど、2018年を集約する作品です」と澄ました顔で語ると、記者たちから笑い声が上がる。続けて千葉は「2019年は30歳になるので、より幅広い役を演じていければと思います。あと僕自身が『尽くす女』に背中を押してもらった部分があるので、もう少し肩の力を抜いていいのかなと思いました」とほほえむ。伊藤は「2018年に演じさせていただいた役は自分がおちゃらけていたり、コメディタッチのものが多かったです。『ダークマターな女』では冷静にツッコミに回ること以外にも、やったことがない要素が多かったので今年もそういうことが増えていけばいいなと思います」と話した。

「ちょいドラ 2019」では上記2作のほか、岡山天音演じるピザ屋で働く主人公“僕”の前で、憧れの同僚・鋭子がふらちなやからを次々に斬り倒していくさまを映し出す「斬る女」も放送される。会見に出席できなかった岡山は「監督が作り上げて行く世界観に僕自身が何度も笑ってしまいました。キャスト皆さんの個性爆発のお芝居とコミカルかつキレのあるアクションシーンなど、とても盛りだくさんな内容になっています」とコメントを寄せた。

「ちょいドラ 2019」は1月12日23時30分からNHK総合にてオンエア。

ちょいドラ 2019

NHK総合 2019年1月12日(土)23:30~23:59

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