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志駕晃による同名小説を映画化した本作は、派遣社員・稲葉麻美が、彼氏がスマートフォンを落としたことをきっかけに、思いもよらない事件に巻き込まれていくミステリー。麻美を北川が演じたほか、連続殺人事件を追う刑事・加賀谷学を千葉、麻美が頼るセキュリティ会社のSE・浦野善治を成田、スマホを落とした麻美の彼氏・富田誠を田中が演じる。
イベントではタイトルにちなみ“〇〇しただけなのに”起きてしまった出来事をキャストが発表。口火を切った田中は「財布を落としただけなのに」と劇中のみならず現実でも落とし物をしたことを打ち明ける。「まず鮫洲に行くでしょ? 区役所や銀行にも行ったけど結果見つからないでしょ? それでやっとできた休みが潰れたっていう話です」と詳しく説明すると、北川と成田は「自業自得だね」「チェーン(を財布に付けるの)がいいんじゃないですか?」とそれぞれ反応する。いまだに財布が見つかっていないことを心配された田中は、「まあもう行ったし、鮫洲に! 鮫洲なんて1、2時間くらいで再発行できますよ」と免許証は無事に再発行できたことを報告した。
続いて「たばこを断ってるだけなのに」と発表した成田は「結果いっぱい食べちゃってむくむんですよ……。逆に健康に悪いんじゃないかなって」とぼやく。「そんな成田さんにオススメ」と話した千葉は「野菜を煮込んだだけなのに」という回答を両頬に手を当てたかわいいポーズとともに披露。田中からの「そういうところだぞ!」というツッコミをかわしつつ、千葉は「自分で野菜スープを作るんですけど、これを飲むとスッキリむくみ知らずです」とほほえんだ。また「みんなが勝手に言ってるだけなのに」と発表した北川は、世間にクールなイメージが浸透していることを不思議がり、「関西人で笑いに厳しい部分もあるので、映画のPRでは何か爪痕を残したいなと思いながらやっていました」と明かした。
ここで、本作のPR活動に尽力した北川をねぎらうために、登壇者たちからバラを贈呈するサプライズが。トップバッターの千葉が北川にひざまずき「スマホを落とさない北川さんですが、僕のハートはしっかり落としてくれました」と決めゼリフを披露すると、このスタンドプレーに成田と田中は思わず顔を見合わせる。やりにくそうな成田は、ゆっくりと北川に近付き「景子。景子には出会ってから数カ月で主演というものを教えてもらった気がします」と語りかけ、言い終わるとまたゆっくりと舞台の端まで離れていった。
さらに、北川への感謝を丁寧に述べた田中は「そんな北川景子に一言。マリアナ海溝より深いお前の懐に、俺は落ちたよ」と決めゼリフを言うも「一番最初がクオリティ高すぎるんだよなあ」とこぼす。最後に中田は「この1カ月半のプロモーションに邁進される姿を見て、本当に感動いたしました。体が硬いのに踊ってくださったり、ニトリで買い物してくださったり」と北川が出演した番組を例に挙げながら、感謝の気持ちを伝えた。サプライズを受けた北川は「とってもうれしかったです。ちょっと泣きそうかなと思いましたけど泣かなかったです(笑)」とはにかみ、「観終わると大切な人にスマホで連絡をしたくなる映画になったんじゃないかと思います。皆さんどうかスマホはお忘れなきよう!」と観客に語りかけた。
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北川景子の映画作品
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