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川村元気による同名小説を実写化した「億男」は、借金の返済に追われる主人公・一男が、3億円の宝くじに当選したことをきっかけに物語が展開していく作品。佐藤が一男、高橋が一男の友人・九十九を演じた。
本作の撮影で印象に残っていることを尋ねられた佐藤は「1月1日の朝に空港集合で、一生さんとほぼ初めましてだったことです」と回答。高橋が「ちゃんと話したのはモロッコに着いてからだったね」と返すと、佐藤は「最近やっとしゃべれるようになってきたんです。親友の役だったので、芝居力がある一生さんと一緒でよかった」とぽつり。それを受けて高橋は「ただただ仲良くなりたいというエネルギーです!」と照れ笑いを浮かべたあと、自身は砂漠のシーンが印象的だと明かして「時間的にも危うい中で、落語を2回もフルでできるとは……」と感慨深げに話した。大友が「皮肉じゃないですよね?」と慌てると、高橋はそれを否定しながら「本業の落語家さんでも、砂漠で扇子をコンコン、なんてできないですからね」と満足そうに笑った。
一男の妻・万左子を演じた黒木が「私は健さんに会うたびに『今日もカッコいいですね』と言うと決めているんです。今回は疲れていらっしゃったので心配していました」と漏らした際には、佐藤が「いつも言ってくれるけど、決めてるからなんだ!?」と驚きの声を上げる。池田が「パーティで、私が履いている靴でお二方(佐藤と高橋)がお酒を飲まれるシーンが衝撃的」と話すと、佐藤は「池田さんが気を使って靴をウエットティッシュで拭こうとするから、一生さんと2人で止めて」と続けて、高橋とともに「ありがとうございました!」と池田に向かって頭を下げる。さらに沢尻が「部屋の壁紙を剥がすシーンで、勢い余って私が健くんの頭の上に思いっきりものを落としちゃって(笑)」と告白した場面では、佐藤が「それもありがとうございました!」と再びお辞儀をして観客の笑いを誘った。
イベント中盤ではMCから共演者たちへ、本作のタイトルにちなんで「佐藤さん、高橋さんはそれぞれどんな男?」という質問が飛ぶ。佐藤を“色男”と表現したのは、高橋、黒木、北村の3名。高橋は「いろんな色を持っているという意味の色男」と述べ、黒木は「やっぱり色っぽい方。これが一番に浮かんできました」と、北村は「話しかけたときにちらっと見られたらけっこうドキッとする」とそれぞれコメントする。“ワインこぼされ男”と書かれたフリップを見せた藤原は「打ち上げか何かでワインこぼされていて。そのイメージがずっと残っています」と理由を説明した。
続いて、高橋の印象を問われた北村が「自転車にしか興味がないから」と口にしつつ“チャリ男”と答えて会場の爆笑をさらう。これには高橋も「そうでございます」と同意し、“商売上手男”という回答を用意していた佐藤は「正解は“チャリ男”なんですよ。現場で僕が自転車の話をしたら『めっちゃいいじゃないですか!』と言われて……気付いたら買ってました。さっきも一生さんが3万円くらいする電動歯ブラシを持って登場して。たぶん僕はそれを買うんです」と高橋とのエピソードを披露して観客を和ませた。
最後に佐藤は「もっともっと皆さんに喜んでもらえる作品を作りたいです。今後もともに日本の映画界を盛り上げていきましょう!」と挨拶し、イベントを締めくくった。
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「億男」佐藤健と高橋一生はどんな男?共演者が回答「ワインこぼされ男」「チャリ男」(写真24枚) - 映画ナタリー https://t.co/Y3LCv58Xos