ヴェネツィアで審査員大賞、イスラエルの監督による「運命は踊る」予告編

第74回ヴェネツィア国際映画祭で審査員大賞に輝いた「運命は踊る」の予告編がYouTubeで公開。あわせてポスタービジュアルが到着した。

「レバノン」で第66回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を獲得した、イスラエル出身のサミュエル・マオスが監督を務める本作。息子の戦死という誤報を受けたイスラエル人一家の姿を通して、運命の不条理さ、人生のやるせなさを描く。リオール・アシュケナージ、サラ・アドラー、ヨナタン・シライがキャストに名を連ねた。

予告編には、息子ヨナタンが戦死したという報告を受ける夫ミハエルとダフナの姿が。しかしそれが誤報だったことがわかると、安堵するダフナとは対照的にミハエルは激高し「今すぐ息子を呼び戻せ」と軍の役人に要求する。終盤では一転して、リズミカルな音楽に合わせて踊る兵士、舞踏場でダンスする老人たちの姿が切り取られた。

「運命は踊る」は9月29日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次ロードショー。