「Vision」永瀬正敏＆岩田剛典が猟犬コウと心通わせる場面写真到着

河瀬直美の監督作「Vision」より、猟犬コウの姿を捉えた場面写真が到着した。

全編奈良で撮影された本作は、幻の薬草“Vision”を探すフランス人エッセイスト・ジャンヌと、吉野の山守・智が心を通わせていくさまを描く物語。ジャンヌ役をジュリエット・ビノシュ、智役を永瀬正敏が務め、智と共同生活を送ることになる青年・鈴を岩田剛典（EXILE、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE）が演じた。

このたび到着した場面写真は、智と鈴がそれぞれコウと触れ合うシーンを捉えたもの。森を駆け回って智の仕事を手伝ったり、一人暮らしをする智の話し相手になったりするコウを演じた犬は、実はタレント犬ではなく吉野で暮らす本物の猟犬。クランクインの約1週間前から吉野で暮らして役作りをした永瀬は「コウに吉野の山について教えてもらったんです。台風の日とか、コウとずっと一緒にいましたね」と回想。コウ役の犬が定期検診で留守にした際に畑が鹿に荒らされ、落胆したこともあったという。また永瀬は「鈴とコウは心を通わせることができるんだと思う」ともコメントしている。

「Vision」は6月8日より全国ロードショー。

※河瀬直美の瀬は旧字体が正式表記