「ファントム・スレッド」スタッフがこだわり抜いた美術を紹介する特別映像

ポール・トーマス・アンダーソンの監督作「ファントム・スレッド」の特別映像がYouTubeにて公開された。

第90回アカデミー賞で衣装デザイン賞を受賞した本作は、1950年代の英国ロンドンを舞台にした物語。社交界で脚光を浴びる天才仕立て屋レイノルズと若きウェイトレス・アルマが繰り広げる“愛の心理戦”が描かれる。レイノルズをダニエル・デイ＝ルイス、アルマをヴィッキー・クリープスが演じた。

映像はレイノルズが営むドレスメーカー「ハウス・オブ・ウッドコック」をはじめ、本作の美術を紹介するもの。プロダクションデザイナーや装飾の担当者がこだわりを語るさまが収められた。またアンダーソンは「我々が模倣したのはジョージ王朝時代の優雅なタウンハウスだった」と明かし、デイ＝ルイスは「部屋に入ると自然に役になりきることができた」と撮影を振り返っている。

「ファントム・スレッド」は東京のシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にてロードショー中。