「さらば冬のかもめ」の原作者としても知られるダリル・ポニックサンの小説をもとにした「30年後の同窓会」は、妻に先立たれたうえに最愛の息子を戦地で失ったドクを主人公とするロードムービー。ドクがかつての戦友2人とともに息子の遺体を故郷へ連れ帰るさまが描かれる。
ドクを演じたカレルはリンクレイターを「素晴らしい監督」と称賛し、「ストーリーを聞くと、とても暗い映画に感じるかもしれないが、監督は映画の中で語られる道徳観で観客が疲れないよう多大な努力を払っている。軽いタッチで描き、愉快な瞬間もたくさんある」と映画について説明。クランストンは「リンクレイター監督は勇気ある、大胆な映画を作る人。僕はいつも物語に惹かれて作品を選んでいるけど、『30年後の同窓会』はあらゆる基準を満たしていた。ダリル・ポニックサンと『さらば冬のかもめ』の大ファンだし、スティーヴ・カレルとローレンス・フィッシュバーンが参加すると聞いて、『素晴らしい。ぜひやりたい!』と出演を決めたよ」と、予定していた長期休暇を返上して本作に参加したことを明かす。また、フィッシュバーンは「この作品に惹き付けられた理由の1つは、僕が成長期に観た風変わりな映画『さらば冬のかもめ』にどうつながっていくのか、そこに興味をそそられたから」と出演の経緯を語った。
「30年後の同窓会」は6月8日より、東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国にてロードショー。
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- 「30年後の同窓会」公式サイト
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