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村上春樹の短編「ハナレイ・ベイ」映画化、吉田羊、佐野玲於、村上虹郎が出演

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左から佐野玲於、吉田羊、村上虹郎。

左から佐野玲於、吉田羊、村上虹郎。

村上春樹の短編小説「ハナレイ・ベイ」を「トイレのピエタ」の松永大司が映画化。吉田羊佐野玲於GENERATIONS from EXILE TRIBE)、村上虹郎が出演していることがわかった。

「ハナレイ・ベイ」は村上春樹の短編集「東京奇譚集」に収められた物語。一人息子が命を落とした場所であるハワイのハナレイ・ベイを訪れたシングルマザー・サチの姿が描かれる。サチを吉田、サチの息子タカシを佐野が演じた。村上虹郎はサチがハナレイ・ベイで出会うサーファー・高橋に扮している。

吉田は「あのムラカミハルキの作品世界にしかも映画で自分が生きられる、これ以上の幸せはありません」とコメント。佐野は「生きている上で人それぞれ一番大切な人に会いたくなるような、その人への思いがより深くなるような、そんな物語です」と述べた。

YouTubeでは特報が公開中。サチの「息子は、ここハナレイ・ベイで大きな鮫に襲われて死んだ」というモノローグが収められている。「ハナレイ・ベイ」は10月19日より全国で公開。

吉田羊 コメント

読書が苦手だった私が、初めて一気に読んだ本が「ノルウェイの森」でした。頁を手繰る手ももどかしかったあのムラカミハルキの作品世界にしかも映画で自分が生きられる、これ以上の幸せはありません。予てよりご一緒したいと切望していた松永監督の現場は、厳しさと真剣さと愛で溢れていて、文字通り、監督と一緒に闘い作り上げた主人公サチは、もはや本の中の登場人物にとどまらず、ありありとした痛みを伴い実在する非常に生々しいヒロインになりました。恐らく、私がこれまで演じてきたどの役にもない生命力をサチは持っています。静謐ながら雄弁なカウアイ島の自然の中で「喪失」と向き合い、もがき苦しみながらも声をあげることすらままならない彼女の深い悲しみの先の、ふっと小さく生まれる救いのような希望のような何かを、日本そして世界中の皆様と共有したいと願っています。村上春樹さん、松永大司監督、この映画に関わった全ての皆様に感謝をこめて。

佐野玲於 コメント

世の中に沢山の名作を発信し続けてきた村上春樹さんの物語の映画化ということで、その作品に携わることが出来てとても光栄です。村上春樹さんの作品は人の心と記憶に残る作品で、このハナレイ・ベイの“希望の物語”というところを沢山の方々に伝えられるよう、意識して作品に入らせていただきました。家族、友人、恋人どの世代においても、生きている上で人それぞれ一番大切な人に会いたくなるような、その人への思いがより深くなるような、そんな物語です。人と人の心の話、そしてハナレイ・ベイの大自然が織りなす風景の美しさを、是非劇場でご覧下さい。

村上虹郎 コメント

ハナレイ・ベイでなら鮫に喰われてもいいんじゃないかと思うほど、カウアイ島の自然は美しくて神聖でしたが、絶対ダメです鮫は怖いです。高橋はなかなか掴み所のないモテたくてサーフィンをやっているような大学生ですが、時に熱い男で、相棒の三宅を演じた佐藤魁はほんとにワンダフルナイスガイなので面白いコンビになっていると思います。

松永大司 コメント

美しく、そして時に僕らの命を奪う自然。「死」はこの自然の循環の一部であるという原作のテーマに強く惹かれた。そして吉田羊、佐野玲於、村上虹郎をはじめとする俳優たちが、この圧倒的なハワイの自然と真っ正面から対峙してくれたことで、普遍的で力強い作品になった。スクリーンに映し出される自然、そして人間を早く劇場で観てもらいたい。

小川真司(プロデューサー)コメント

「ノルウェイの森」をはじめ、村上春樹氏の作品は喪失からの再生をテーマにした作品が多いのですが、本作もサチ(吉田羊)という女性の、再生への希望を描きます。理不尽にもある日突然やってくる哀しい運命──残された者はそこからいかにして立ち直るのか。「トイレのピエタ」で生と死の尊厳を瑞々しく描いた松永大司と再びタッグを組み、その先にある命の循環を描こうと思いました。サチと一緒にハナレイの豊な自然に身をゆだねてみてください。きっと、いままでにない映画体験になるはずです。

(c)2018 『ハナレイ・ベイ』製作委員会

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