映画ナタリー - 最新映画ニュースを日々配信

「リズと青い鳥」種崎敦美、2役務めた本田望結を称賛「声も演技も素直でまっすぐ」

256

「リズと青い鳥」初日舞台挨拶の様子。

「リズと青い鳥」初日舞台挨拶の様子。

本日4月21日、「リズと青い鳥」の初日舞台挨拶が東京・新宿ピカデリーで開催され、鎧塚みぞれ役の種崎敦美、傘木希美役の東山奈央、リズと少女役の本田望結、監督の山田尚子が登壇した。

京都アニメーション制作の本作は、アニメ「響け!ユーフォニアム」シリーズに登場するみぞれと希美を中心とした物語。武田綾乃の小説「響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章」を原作に、高校の吹奏楽部に所属する2人のはかなくも美しい青春を描く。

本作を「解像度が高い」「顕微鏡を覗いているときって息をしないな、みたいな。観ているときはずっと息をひそめてしまうような作品」と詩的に表現したのは種崎。その言葉を聞いた山田は、うれしそうな様子で「最高です」と声を上げる。

2役を務めた本田は「皆さんの声や音楽が素敵なので、私が演じる部分で(観客の)涙が途切れないかなって。すみません、なんか……」と恐縮しきり。そんな本田に、種崎は「希美やみぞれが言葉として発しない部分を、リズと少女が担ってくれた。(本田は)声も演技も素直でまっすぐで、ストレートに心に届いた」と優しく声をかけ、東山も「うちら、素直じゃないから言葉で言えなくって」と続けて観客の笑いを誘った。

最後に種崎は「何回も観ているけど、観るたびに違う面が見えてくる。一度希美のことだけ考えて観たら涙が止まらなくなって……」と自身の体験を明かしながら、さまざまな角度からの鑑賞を観客にオススメする。そして山田が「一見静かな映画と思うかもしれませんが、少女の機微が本当におしゃべりな作品」と本作の魅力を語り、イベントを締めくくった。

※種崎敦美の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

(c)武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

映画ナタリーをフォロー