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知英×竹中直人「レオン」を脚本家が語る「自分史上もっともバカバカしくくだらない」

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「レオン」

「レオン」

知英が主演を務める「レオン」の脚本を手がけた吉田恵里香より、コメントが到着した。

本作は、清智英と大倉かおりによる同名マンガを塚本連平が映画化したコメディ。知英演じる冴えないOL小鳥遊玲音と、竹中直人扮するワンマン社長・朝比奈玲男の体が入れ替わったことで起こる騒動が描かれる。

1987年生まれで現在30歳の吉田は日本大学藝術学部文芸学科を卒業したのち、脚本家として活動。テレビアニメ「TIGER & BUNNY」「ルパン三世」や映画「ヒロイン失格」「恋と嘘」などを手がけてきた。2018年には映画「センセイ君主」、ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」の公開と放送を控えている。本作で「バカバカしさ」にこだわったという吉田は「こんなに現実やリアリティと向き合わず、どうすれば『くだらなくなるか』と考えて作ったのは初めてでした。ずっと『ズーランダー』のDVDを流して作業したおかげか、自分の作品史上もっともバカバカしくくだらない作品になったと思います」と述懐する。

吉田が脚本執筆にあたって特に苦労した点は「笑い」と「女性」の描き方。「『これって女性が不快かも』『男性が観たら“こんなやついない”って思うかも?』と葛藤する部分もありましたが、演者さんたちが振り切って演じてくださったのでカラッとした笑いになりました」と明かす。そして女性の描き方について「お化粧やおしゃれを苦痛に感じる人も多いので、化粧をすることが女性の喜びという一辺倒な描き方はしたくないと思いました。なので、主人公にお化粧やおしゃれを『面白い』『女性の武器』と考えさせることにしたんです。容姿を気にかけることで生きやすくなったり自分に自信が持てたりするのは、事実だと思います」と思いを吐露した。

最後に吉田は「プロデューサーの小西さんと物語を詰めていきましたが、いつもぶち当たるのはリアリティの壁。そのたびに『我々が作ろうとしているのは死ぬほどくだらないコメディだろ?』と基本に立ち返りました。監督は面白いことを最優先される方で、そのおかげでさらに作品が振り切れたように思います」と塚本への感謝の気持ちを述べた。

山崎育三郎、大政絢、吉沢亮、斉藤慎二(ジャングルポケット)らも出演する「レオン」は、2月24日より東京・新宿バルト9ほか全国でロードショー。

(c)清智英・大倉かおり / 講談社・2018映画「レオン」製作委員会

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