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「レオン」監督・塚本連平が知英、竹中直人との撮影振り返る「直球を狙った」

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「レオン」

「レオン」

全国で公開中の「レオン」より、監督を務めた塚本連平のコメントが到着した。

清智英と大倉かおりによる同名マンガを映画化した本作は、知英演じる派遣OL小鳥遊玲音と、竹中直人扮するワンマン社長・朝比奈玲男の体が入れ替わったことで起こる騒動を描いたコメディ。塚本はこれまで「時効警察」「ドラゴン桜」といったテレビドラマや、脚本・福田雄一とタッグを組んだ映画「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」などを発表している。

塚本は「濃いキャラが沢山登場するのは今までの私の映画と変わらないですが、大きな違いは“ミュージカルテイスト”です」と本作のポイントを挙げ、「知英さん、竹中さん、(山崎)育三郎さん、と歌って踊れる方が出演していて、それを活かさない手はない!と思い、ダンスシーンや踊る悪役が誕生しました。映画全体のリズミカルなタッチも意識しました」と明かす。

知英と竹中の“入れ替わり”設定について「入れ替わる前の玲音と玲男にわかりやすいクセなども付けようかとも試みましたが、あまりうまくいきませんでした。それもそのはず、竹中さんは自分でも公言している通り『台本読まない。役作りしない』を信条とした、本能的直感型演技の人。片や知英さんは、熱量の凄い集中情熱型演技の人。入れ替わりや、別人のキャラを演じるルール、段取り事に縛ってうまくいくわけがなかったのです」と述懐。そして「知英さんには自身が思うところの玲音を、竹中さんにも自身が思うところの玲男を、思いっきり演じていただきました。結果それが大成功でしたが、そこに私も思い切るまでの試行錯誤が楽しい苦労でしたね」と振り返っている。

最後に塚本は「いつもの私よりは、小ネタに走らずキャラの面白味で見せる、直球を狙ったのが何よりのこだわりです。濃厚なキャラだけど、ちゃんと人間になっているか、にこだわりました」と本作をアピールした。

(c)清智英・大倉かおり / 講談社・2018映画「レオン」製作委員会

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