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福祉や障害者撮り続けたドキュメンタリー作家・柳澤寿男、現存する23本を特集上映

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「そっちやない、こっちや コミュニティケアへの道」

「そっちやない、こっちや コミュニティケアへの道」

柳澤寿男の特集上映が、東京・シネマヴェーラ渋谷にて2月3日から16日にかけて開催される。

戦後から高度成長期にかけて数多くの記録映画やPR映画を演出し、晩年には自主製作で映画を撮り続けた作家・柳澤。障害者の姿や社会福祉を通して人間が自由に生きることとは何かを問う作品群は、山形国際ドキュメンタリー映画祭などで高い評価を受けた。

この特集では、1999年に83歳で死去した柳澤が残した作品群から現時点で上映可能な23本がスクリーンにかけられる。ラインナップには、愛知県知多市にある療育グループの2年間を記録した「そっちやない、こっちや コミュニティケアへの道」、滋賀県の重症心身障害児療育施設・びわこ学園の子供たちと職員たちの日々を追う記録「夜明け前の子どもたち」などが並ぶ。

さらに期間中には、山根貞男が聞き手を務め、纐纈あや重江良樹小森はるか小林茂といったドキュメンタリー作家をそれぞれゲストに迎えるトークショーも開催。上映スケジュールなど詳細は劇場の公式サイトを確認しよう。

戦後映画史を生きる 柳澤寿男監督特集

2018年2月3日(土)~16日(金)東京都 シネマヴェーラ渋谷
<上映作品>
夜明け前の子どもたち
ぼくのなかの夜と朝
甘えることは許されない
そっちやない、こっちや コミュニティケアへの道
風とゆききし
どこかで春が
「東京裁判 第三輯 真珠湾奇襲」
炭坑
「若い村」
「富士山頂観測所」
海に生きる-遠洋底曳漁船の記録-
「飛騨のかな山」
「私たちの新聞」
「キャメラ探訪 都会の裏側」
「産業と電力」
「新風土記 北陸」
「ビール誕生」
「室町美術」
「野を越え山を越え」
「東海の民芸を訪ねて 第一部」
「おばあさん学級」
「ぷらすちっく」
「ロダン」
料金:一般 1500円 / 会員、シニア 1100円 / 高校・大学生 900円 / 中学生以下 500円

トークショー

2月3日(土)14:10~
<登壇者>
纐纈あや / 山根貞男(聞き手)

2月4日(日)16:15~
<登壇者>
重江良樹 / 山根貞男(聞き手)

2月10日(土)14:20~
<登壇者>
小森はるか / 山根貞男(聞き手)

2月11日(日・祝)17:40~
<登壇者>
小林茂 / 山根貞男(聞き手)

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