「修羅」チャン・チェンのコメント到着、「午前中だけで80ショット以上撮影できた」

「修羅：黒衣の反逆」で主演を務めるチャン・チェンのコメントが到着した。

2015年公開「ブレイド・マスター」の前日譚にあたる本作は、チャン・チェン演じる秘密警察綿衣衛が朝廷からの密命と愛の間で揺れ動く武侠アクション。ルー・ヤンが引き続きメガホンを取り、「トランスポーター」シリーズのサン・リンがアクション監督を務めた。

本作のアクションシーンは難易度が高かったと言うチャン・チェンは「殴られる演技のときに不自然にならないよう気を付けています。僕は殴るよりも殴られる演技のほうがずっと難しいと思っています。相手の殴る演技がとてもいいのに僕の反応がまずいと、せっかくの演技が台なしになってしまいます」とこだわりを語る。またヒロインを演じたヤン・ミーについては「一緒に仕事ができてとてもうれしかったです。毎日人を殺し、悪人と対峙しなければならない物語に、突然若い女性が現れる。その場面はとても美しいシーンになっています」と話した。

チャン・チェンはルー・ヤンやサン・リンとの仕事について「アクションについての暗黙の了解があり、僕も多少はアクション映画の経験があるため、テンポよく満足のいく撮影ができたと思います」とコメント。そして「あるとき、午前中だけで80ショット以上もの撮影をすることができたほどです。1日でこれほど多くのショットを満足のいくクオリティで撮影できることはそうそうないので、素晴らしいと感じました。何も言わなくとも誰もが状況を理解しているからできることであり、だからこそこのような素晴らしい撮影ができたのだと思います」と撮影を振り返っている。

「修羅：黒衣の反逆」は、2月10日より東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほかにて公開。