ジョン・ボイエガが涙目で熱演、実録ドラマ「デトロイト」新カット＆コメント到着

ジョン・ボイエガ主演作「デトロイト」の新たな場面写真とコメントが到着した。

本作は、1967年7月にアメリカ・デトロイトで発生した暴動の最中に起きた凄惨な事件を描く実録ドラマ。このたび到着した写真には、ジョン・ボイエガ演じる事件現場に居合わせた警備員メルヴィン・ディスミュークスが取調室で白人警官に容疑者だと詰め寄られ、今にも泣き出しそうな表情で途方に暮れる姿が切り取られた。

俳優たちに徹底してリアルな演技を求めたという監督のキャスリン・ビグローは「脚本には状況に応じて臨機応変に対応しなければならない部分を残してあり、俳優たちの機敏な対応や想像力の高さを要求した」と語る。ボイエガは、実在の人物を演じたのは本作が初めて。そのため本人との交流に時間をかけてから撮影に臨んだようで、「メルヴィンから彼の実際の体験を詳しく聞くことができた。事件が起こったときの対応や次第に心に湧き上がる葛藤など、彼は素直な気持ちを話してくれた。警察側だけでなく、黒人コミュニティからも誤解を受けたことの悔しさを感情的に訴えてくれた」と回想した。

「デトロイト」は1月26日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。