現在公開されている「
本作は、1967年7月にアメリカ・デトロイトで発生した暴動の最中に起きた凄惨な事件を描く実録ドラマ。「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のジョン・ボイエガが、事件現場に居合わせた警備員ディスミュークスを演じた。
実際に事件に関わった3人の人物がコンサルタントとして本作に参加していることについて、ビグローは「この映画の制作準備中もっとも貴重だった体験は、不幸な事件を経験しながらも生き抜いてきた人々とともに時間を過ごせたこと」とコメント。「彼らのおかげで、事件当夜の状況を細部に至るまで解明することができたの」と感謝を捧げる。
臨場感を追求するため、オーディションの時点から俳優たちに即興的な演技を求めたビグロー。「キャスティング用のシナリオには、状況に応じて臨機応変に対応しなければならない部分を残しておいた。俳優たちの対応力や想像力を確認するためにね。それに、この手法を取ったことによって、流動的な状況でも俳優たちがリラックスして演技できているか見極めることもできたわ」と明かし、「今回出演している俳優は皆、深みのある演技力を備えていて、豊かで複雑な感情を伝えることができる人たちよ」と語っている。
「デトロイト」は東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。
関連記事
キャスリン・ビグローの映画作品
関連商品
リンク
- 「デトロイト」公式サイト
- 「デトロイト」日本版第2弾予告編
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
tAk @mifu75
「デトロイト」監督キャスリン・ビグローのインタビュー到着 - 映画ナタリー https://t.co/dMQ3Zl1Cy8