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「シン・ゴジラ」國村隼が撮影裏明かす、樋口真嗣は柄本明のまね披露

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左から國村隼、樋口真嗣。

左から國村隼、樋口真嗣。

シン・ゴジラ」に出演した國村隼と監督の樋口真嗣が、本日11月2日に東京・池袋HUMAXシネマズでトークイベントを行った。

このイベントは、本日深夜に開催されるオールナイト上映企画「ゴジラ誕生祭2017」の前に、スペシャルプログラムとして実施されたもの。「シン・ゴジラ」で統合幕僚長の財前正夫を演じた國村は「統合幕僚長は自衛隊の中で一番偉い人なんです。そんな人をやらないといけないのかって」と撮影が始まる前の気持ちを正直に語る。続けて台本が厚かったことに触れながら「本読みのとき、大きな部屋がぎちぎちになるほど多くの役者さんが集まっていて。それにもびっくりしましたね」と振り返った。

総監督の庵野秀明に「セリフは早くしゃべってください」と優しく言われたという國村。「お芝居というものがあるから、なんでもかんでも早くしゃべればいいというわけではないですよね」と述べ、「でも映画の尺が決まっていたので、そこに必要な情報を詰める必要があったんです。だから(庵野は)『皆さんにご協力いただけたら』という感じで」と裏話を明かす。また國村が「でも庵野さんも柄本(明)さんには『早くしゃべって』と言わなかったですよね」と話すと、樋口は「あれでも早くしゃべっていたみたいですよ。『テレビ! テレビつけて!』」と柄本扮する内閣官房長官・東竜太のセリフを再現する。

國村は、財前を演じるにあたっての役作りにも言及した。「『礼は要りません。仕事ですから』というセリフがあるんですが、そこから(財前の)全体のイメージを作っていきました。自分の立場を自覚していて、そういうことを自然に言う人なんだと」と回想。樋口が「そのあと『哭声/コクソン』に行くわけですね」と振ると、國村は「振り幅が、大事です」と観客の笑いを誘う。そして國村は集まったファンに対し「礼は要りません。仕事ですから」と劇中のセリフを披露し、会場を沸かせた。

1955年生まれの國村は、初作が1954年に公開された「ゴジラ」シリーズにシンパシーを感じているという。2004年に公開された「ゴジラFINAL WARS」にも出演した國村は「『ゴジラ』が終わっちゃうのか。それは出なきゃあかんやろって。でもファイナルじゃなかった(笑)」とお茶目に語った。

なお「シン・ゴジラ」は11月12日21時より、テレビ朝日系で地上波初放送される。

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