中山七里の同名小説をもとにした本作は、裁判所に試験的に導入されるAI「法神(ほうしん)」の検証を任された新人裁判官・高遠寺円(こうえんじまどか)を主人公に据えたリーガルミステリー。「法神」が一瞬で作成した判決文は、裁判官が苦心して書きあげたものと変わらず、判決も同じものだった。円は18歳の少年が父親を刺殺した事件を担当するも、「法神」が瞬時に死刑判決を出したことでAIへの警戒心を強めていく。「最高の人生の見つけ方」「ファーストラヴ」の浅野妙子が脚本を手がけ、芳根が円を演じた。
國村は退官間近のベテラン裁判官・檜葉勝弘(ひばかつひろ)役で出演。円とともに事件を担当する中で、AIの能力に引き付けられていく。臼田はある殺人事件の裁判で円や檜葉と判事を務める裁判官・崎山弘美(さきやまひろみ)役に起用された。よくも悪くも柔軟に考えて仕事をするタイプで、AIに対しては中立の立場をとる。風吹は円の祖母で、女性裁判官の草分けの1人として活躍した高遠寺静(こうえんじしずか)に扮した。両親のいなかった円を厳しく育てたが、5年前に死去している。さらに
本作について、國村は「SFの中でしか無かったモノが日々の生活の中にすんなりと入り込んで、それと気づかない間にAIの影響を受ける様になった今、AIとそれを使う人間との関係をちゃんと考える必要があるのでは...?と、問いかけるドラマです」と語った。臼田、風吹、中山、浅野のコメントは後掲の通り。
「有罪、とAIは告げた」は89分、全1話で構成。「玉音放送を作った男たち」の
國村隼 コメント
あの〈箱〉が現れたのはほんの数十年前。
しばらくはその〈箱〉に向かって手紙を書いたり書類を作成したり計算したりしていた。
ところがいつの間にやらその〈箱〉に相談事を持ちかけたりするようになっている。
SFの中でしか無かったモノが日々の生活の中にすんなりと入り込んで、それと気づかない間にAIの影響を受ける様になった今、AIとそれを使う人間との関係をちゃんと考える必要があるのでは...?と、問いかけるドラマです。
臼田あさ美 コメント
脚本を頂き、興味深く読ませて頂きました。現場に入り実際演じてみると非常に難しく、会話のトーンや間もプロデューサーや監督と丁寧に確認しながら進めていきました。撮影の合間には芳根さんや國村さんと食事の話で盛り上がることも多く、オンとオフの切り替えが心地いい、良い現場だったと思います。
風吹ジュン コメント
芳根京子さんが主演とお聞きし、即座に出演したい!と思いました。他のキャストの方々も素敵です。ぜひ期待していてください。私も仕上がりを楽しみにしています。
特集ドラマ「有罪、とAIは告げた」
放送局・放送日時
NHK BSプレミアム4K 2026年3月28日(土)19:30~20:59
NHK BS 2026年5月16日(土)21:00~22:29
※全1回
スタッフ・キャスト
原作:中山七里「有罪、とAIは告げた」
脚本:浅野妙子
演出:佐藤善木
音楽:岩代太郎
出演:芳根京子 / 臼田あさ美 / 橋本淳 / 井内悠陽 / 小川冬晴 / 浜田信也 / 藤井直樹 / 荒井敦史 / 坂口涼太郎 / マギー / 岩谷健司 / 岸本鮎佳 / 浅野和之 / 風吹ジュン / 國村隼 ほか
芳根京子の映画作品
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萧湘山 | Joseph Xiao @xiaojiagongzi
@eiga_natalie 芳根京子と國村隼の共演は見応えがあるが、NHKの特集ドラマは社会派に寄りすぎて爆発力に欠けることが多い。AIという使い古された題材をどう「毒」のある視点で描けるかが鍵だ。