5月下旬、神奈川・鎌倉女子大学高等部の岩瀬キャンパスにて行われた撮影。日差し照りつける中、校舎の中庭に鬼瀬大雅役の平野と、小暮奈緒役の平が登場した。最初に撮影されたのは、鬼瀬が自分で作ってきた弁当を奈緒に差し出し、料理が好きだという意外な一面を打ち明けるシーン。カメラが回っていない間、平は弁当の中身をスムーズに口に運べるよう、包みやふたを何度も開け閉めして確認する。いざ本番になると、奈緒のセリフ回しに監督から指摘が。平は優しくほんわかとした奈緒の性格を表現するため、声の高さや速度を変え、何度もテイクをこなしていった。
その後、人付き合いが苦手な転校生・西垣雅を演じる
以上の撮影が終わり、次は生徒たちの登校シーンへ。中庭には平野と平に加え、鬼瀬の親友・三咲渉役の
撮影の合間には、平野、平、横浜が取材に出席。平野はオファーを受けたときの心情について、「原作『honey』のファンがいるので(僕で)大丈夫かなって思っていたんですが、それを上回るぐらいのうれしさがありました」と振り返る。また鬼瀬との共通点を聞かれると、「鬼瀬くんは、(自身の)“まんま”って言われるんですよ。平野の“睨むバージョン”……?みたいな」と回答。すかさず平が「強いバージョン!」とフォローを入れる。平野は強面だが心は乙女な鬼瀬について、天然な部分が自分と似ていると感じているとのこと。鬼瀬の印象を、「かわいらしくてピュアで……でも、いざというところはカッコいい男だなと思いました」と語った。
平は、奈緒役を演じることに対し「少女マンガのヒロイン役は初めてだったので、『ああ、この世界に入れるんだ』ってすごくうれしかったです。ただ奈緒ちゃんっていう女の子は、本当に純粋でまっすぐで、全部の表情がかわいいので、演じることに不安がありました」と率直な思いを吐露。「でも今は楽しんでやっています」と続けながら、役作りについて「奈緒ちゃんに似せるために髪を20cm切って、人生初の茶髪に染めました。演技は監督と相談し、ところどころ変な顔をしたり、ふわふわした口調にしたり、手に力を入れる癖を作ったりなどして工夫しました」と明かした。
かわいらしいが、毒っ気のある三咲役を演じる横浜は「見た目で意識したことは?」と質問されると、「自分で言っちゃうのもなんですが……眉毛がしっかりしてるので、眉毛を全部隠しました」と照れまじりに答える。演技に関しては「声は高めのトーンを意識して、立ち振る舞いもオーバーリアクションをとるようにしてます」と述べ、「“かわいく、子供っぽく”を研究していました」と語った。
また取材中には、平野と平の“ひらひらコンビ”がコントを披露する一幕も。2人は「はい、どうも~! 2人合わせて、ひらひらコンビです!」と登場し、平の無茶振りで平野が「いないいない、ばあ! いないない、ばあ! いないいな~い、あれっ? いない!!」という一発ギャグを披露する。平野は「普段はこんなんじゃないんですよ! グループ(Mr.KING)内ではクールなんですよ!!」とタジタジになり、キャストとスタッフの仲睦まじい様子をのぞかせた。
※配給元の都合により掲載カットが変更となりました。
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