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本作は、両親を亡くし叔父と2人で暮らすビビリでヘタレな女子高生・小暮奈緒と、強面ながら心は乙女の鬼瀬大雅が織りなす青春ラブストーリー。舞台挨拶の前に行われたスペシャルイベントでは、鬼瀬役の平野が集まったファンに手を振りながらステージへ。2018年春にKing & PrinceとしてCDデビューすることが発表されている平野は「今日は1人でそわそわします。普段はあと5人横に並んでいるので。でも今回代表としてという気持ちで、立たせていただいてます」と挨拶する。
King & Princeのメンバーである高橋海人と完成作を一緒に観たという平野は、「『今まで観た少女マンガの映画の中で1位2位を争う映画だったぜ』とドヤ顔で言われました(笑)」と笑顔を見せ、その言葉に緊張がほぐれたことを明かす。また自身の役どころについては「鬼瀬くんはギャップのある子。目つきは鋭いけど、笑った顔はかわいかったり。ギャップと一途さを観てもらいたいですね」と語った。
その後行われた舞台挨拶には平野のほか、奈緒役の平、三咲渉役の横浜、矢代かよ役の水谷、西垣雅役の浅川、権瓦郁巳役の佐野、小暮宗介役の高橋優、神徳が登壇。久しぶりの再会に平野が「僕、ちょっと人見知りなんで……」と全員の顔色を伺うと、横浜はすかさず「嘘つけ、さっき俺に抱きついてきたじゃん」とツッコみ、浅川も「絶対嘘」と呼びかける。平野は慌てて「いや、流星は同い歳で1番仲良くさせてもらってたので。でも女性陣の皆さんとは、1回は縮まったんですけど、間が空いたことで……」と言い訳をし笑いを誘った。
平は自身の役柄について「奈緒はビビリな子で、私とは正反対の子だったんですけど」と述べ、「でも鬼瀬くんとの出会いで内気な子が変わっていくところをがんばりました」と続ける。横浜は「素直になれずに、自分の思ったことと反対の行動を取ってしまうのは共感できたんですけど、三咲くんはかわいいけど僕は全然かわいくないから(笑)。髪型もくるくるにして、声のトーンを上げて、大きなモーションをしてかわいらしさを表現しました」と役作りの苦労を明かす。また劇中で鬼瀬と殴り合いの喧嘩シーンがある佐野は「まず皆さんに先に謝っておきます。僕、紫耀ちゃんをボコボコにしてます(笑)」と笑いを誘い、「でもいい意味で恋愛っぽくないアクションが入っているので、恋愛シーンが引き立つんじゃないかな」とコメント。これを受け平野は「クランクインの日が、いきなり乱闘シーンの撮影で。岳くんはずっとアクションをされてきたので、教えてもらいながらやりましたね」と述懐した。
最後に平野は「初主演で思い入れのある作品。恋愛以外にも、家族愛とか友情とかも含まれているので、いろんな人に楽しんでもらえれば」とアピール。さらに「僕が似てると言われている平野歩夢選手が銀メダルを取ったので、僕はこの映画で金メダルを獲りたいなと思います」と意気込みを語った。
「honey」は3月31日より全国でロードショー。
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