肉食の人魚姉妹描くポーランド映画「ゆれる人魚」が2018年春に公開

サンダンス映画祭2016のワールドシネマコンペティションドラマ部門にて審査員特別賞を受賞したポーランド映画「ゆれる人魚」が、2018年春に東京・新宿シネマカリテほかで公開される。

ハンス・クリスチャン・アンデルセンによる童話「人魚姫」をアレンジした本作は、アグニェシュカ・スモチンスカの長編監督デビュー作。1980年代のポーランドを舞台に、人間界に興味を持った肉食の人魚の姉妹が成長していくさまを描く。2人はワルシャワのナイトクラブで歌や踊りを披露し人気を集めるが、1人がバンドマンに恋をしたことから姉妹の関係に亀裂が生じる。出演にはキンガ・プレイス、マルタ・マズレクらが名を連ねた。

なお「ゆれる人魚」は、9月17日に第10回したまちコメディ映画祭in台東でプレミア上映。トークゲストとして姉妹ユニットのチャラン・ポ・ランタンが参加する。チケットはチケットぴあにて販売中。