「オン・ザ・ミルキー・ロード」本編映像、モニカ・ベルッチに翻弄される男たち

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エミール・クストリッツァの監督作「オン・ザ・ミルキー・ロード」より、モニカ・ベルッチの出演シーンを収めた本編映像の一部がYouTubeで公開され、クストリッツァとベルッチのコメントも届いた。

「オン・ザ・ミルキー・ロード」

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本作は戦争中のとある国を舞台に、ミルク運びの男コスタと、村一番の英雄の花嫁になるため現れた美女の逃避行を描いた物語。クストリッツァ自らコスタを演じ、モニカ・ベルッチが美しき花嫁役で出演した。映像には戦争に巻き込まれ難民キャンプで過ごしていた花嫁が、毎日同じ映画を観ているという場面を収録。花嫁の様子を別室から観察している男たちがその美貌に見惚れ、ある英国人の将軍が花嫁のために妻を殺し刑務所へ行ったという噂話をしている姿が切り取られた。

「オン・ザ・ミルキー・ロード」

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ベルッチはクストリッツァの印象を「人としての幅が広くて、まるで人生を丸ごとガリガリとかみ砕いているような人」とコメント。さらに自身のキャラクター“花嫁”について「それが男性によって書かれたことに驚きました。女性のすべての側面から、『花嫁』を描写しているのです。魅惑的で、保護者のようであり、人間的で、母性に満ち、ナイフで殺すような極端な行動も辞さず、けれども危険に陥ったり、自制を失うと見せる少女のような脆さも持っている。それでもすぐに勇気を取り戻し、命を投げうってもコスタを救おうとする。彼女は、男性にとって夢の女性ですね」と語る。

「オン・ザ・ミルキー・ロード」

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クストリッツァはベルッチを起用した理由の1つに、これまでの出演作が彼女の存在感を十分に引き出していないという点を挙げ、「彼女をもっと遠くの境地に、なごやかな画風であるアンティミスム風のやり方で、より奥深いレベルまで連れて行きたかったのです。彼女がそれを受け入れてくれたことは光栄ですし、素晴らしい仕事をしてくれました」と述べている。

「オン・ザ・ミルキー・ロード」は9月15日より東京・TOHOシネマズ シャンテほかでロードショー。また本作の公開を記念し、本作の音楽を担当したクストリッツァ率いるバンド、エミール・クストリッツァ&ノー・スモーキング・オーケストラが9月2日に東京・Zepp Tokyoで一夜限定のライブを行う。チケットは各プレイガイドにて販売中。さらにクストリッツァの特集上映「ウンザ!ウンザ!クストリッツァ!2017」が、9月16日から29日にかけて東京・YEBISU GARDEN CINEMAにて開催される。

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