「チャップリン」世界を魅了した喜劇王の足跡たどる予告編、ジョニー・デップらも登場

20世紀に多くのサイレント映画を残し、世界各国の観客を魅了してきた喜劇王チャーリー・チャップリン。彼の魅力とルーツに迫る映画「チャップリン」の日本版予告編が、YouTubeで解禁された。

同作は、チャップリン家が初めて全面的に協力・公認したドキュメンタリー。チャップリンの少年時代からアメリカを追放されてスイスで過ごした晩年までの出来事や、彼が“ロマ”の血を1/8引き、そのことを誇りに思っていたことが掘り下げられる。息子マイケル・チャップリンが製作、孫のカルメン・チャップリンが監督を担った。

予告編には、チャップリンの出演作の一部やプライベート映像が収められた。一家に加えて、チャップリンを敬愛する俳優のジョニー・デップ、映画監督エミール・クストリッツァらも登場。かつて父の名声と七光りという重圧に苦しんだマイケルが、父が求めていたロマの魂を探すため旅に出る様子も映し出される。

なお、同作の前売り券が10月31日に発売決定。紙券とムビチケオンライン券の2種類で、紙券のみ特典のフィルム風しおりが付属する。取り扱い先は後日映画公式SNSおよび公式サイトでアナウンスされる。

「チャップリン」は、12月19日より東京・角川シネマ有楽町ほか全国で順次公開される。ジェラルディン・チャップリン、トニー・ガトリフ、ストーケロ・ローゼンバーグらも出演した。

映画「チャップリン」日本版予告編