トム・クルーズが無重力空間を漂う「ザ・マミー」本編映像

トム・クルーズが主演を務める「ザ・マミー／呪われた砂漠の王女」の本編映像がYouTubeにて公開された。

ユニバーサル・ピクチャーズがクラシックモンスター映画をリメイクしていく「ダーク・ユニバース」の第1弾となる本作。映像には、急降下し無重力空間となった飛行機の中で脱出を試みるクルーズ扮する主人公ニックと、アナベル・ウォーリス演じるジェニーの姿が捉えられている。

自ら同シーンのアイデアを提案したクルーズは「直感的に肌で恐ろしさを感じられるシーンを目指した。観客をいかにドキドキさせることができるかというのが僕らの一番の目標だった。物語の展開でも、キャラクターでも、肉体的なアクションでも、観客を楽しませることが僕の最大の目的なんだ。その目的達成を目指して無重力状態のシーンが生まれた」と話す。

一方ウォーリスは「何カ月もの間、パッドを詰めた部屋でスタントのトレーニングをし、体を慣らしていったの。ダンサーのようにしなやかに動く必要があった。そうすれば、セットのリグでも本物の無重力の状態でも、自分の思う方向に進むことができるの」と明かし、「生き抜くのに必死だったわ！ それだけね（笑）。一生、忘れられない経験になった」と撮影を振り返った。監督のアレックス・カーツマンは「この映画のセットには、細部にわたるまで非常にきめ細やかな職人の技が反映されていた」とスタッフの仕事を称賛している。

「ザ・マミー／呪われた砂漠の王女」は、明日7月28日より全国ロードショー。