「ザ・マミー」吹替キャスト集結、森川智之「今回のトムはチャラくてキュート」

「ザ・マミー／呪われた砂漠の王女」の公開記念スペシャルセレモニーが、7月24日に東京・スカイツリータウン1階ソラミ坂ひろばにて行われた。

本作は、ユニバーサル・ピクチャーズがクラシックモンスター映画をリメイクしていく「ダーク・ユニバース」の第1弾。イベントには、トム・クルーズ演じる主人公ニックに声を当てた森川智之、ラッセル・クロウ扮するジキル博士役の山路和弘、ソフィア・ブテラ演じるアマネット役ベッキー、警官役の銀シャリ・鰻和弘と橋本直が出席した。

森川は「トムといえば正統派二枚目スターというイメージですが、今回はちょっとチャラくて、いつもよりキュートなトムでした」とコメント。山路は「子供の頃に観ていた、クラシックモンスターたちの物語がまた新たにたくさん作られることはワクワクするし、そんな素晴らしいプロジェクトの第1弾作品に携われるのはうれしいですね。いい人の役を演じるより、悪い役を演じたほうが楽しいし（笑）」とダーク・ユニバースに言及する。

ベッキーは「叫んだりするシーンはお家では練習できないので、ぶっつけ本番だったんです」と明かす。また銀シャリの2人は洋画の吹替を担当するのは初めてだそうで、鰻は「何回も撮り直して大変でしたけど、死ぬときのリアクションは一発でした！」と、橋本は「けっこうすぐ死ぬんですけど、次回の出演が楽しみです」と話して笑いを誘った。

イベントでは、劇中でアマネットが5000年の間封印されていた巨大な棺を、鳥取砂丘の砂を用いて再現したサンドアートがお披露目された。そして最後に森川は「暑い季節に涼しい劇場で、熱くてクールでちょっとお茶目なトムにぜひ会いに来てください！」と、山路は「（メイキングを観て）トムと初共演だからなのか、ラッセルがすごい楽しそうに撮影をしていたのが印象的でしたし、こんなに楽しそうなラッセルを見たのは初めてです！ 細かい部分ですが、トムとラッセルの仲の良さをぜひ感じ取ってもらえたらなと思います」とファンにメッセージを送った。

「ザ・マミー／呪われた砂漠の王女」は、7月28日より全国でロードショー。なお棺のサンドアートは、8月16日まで東京スカイツリーソラミ坂にて展示される。