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国の重要文化財に指定されており、普段は入ることのできない伝法院に和装で登場した大野は「歴史ある場所に時代を超えて立たせてもらって非常にありがたく感じますね」と感慨深そうに述べる。浅草寺での大ヒット祈願を終えた石原は「こういう形でのヒット祈願は初めてなので、すごく身が引き締まりました。整いましたね」と感想を語る。
大野は撮影中の和装について「普段着る機会はないんですが、2カ月半ずっと着せていただいて後半は慣れてきましたね。手に皮をぐるぐる巻きにしているのがゆるんでくるんですが、後半は現代の力を借りてマジックテープでくっつけたんです」と明かす。石原は「着物自体は好きなのでそんなに違和感はなかったんですけど、待ち時間が長かったので暑くて大変だった。脱いだときに首から下が汗でびっしゃびしゃで。胸の上の部分を締めると汗が止まるので顔がアップになるときはそうやってました」と撮影を振り返った。
「自分が戦国時代に生きていたらどういう生活をしているか」と尋ねられた大野は「戦は怖くてできないからやっぱり逃げるんじゃないですかね。忍びになりたいけどなれない、逃げてしまう弱い男」と話す。石原は「夫の帰りを待つ主婦でいたいです。今みたいにレシピとかないと思うので、ご近所さんとか友達と情報交換をしたり」と笑顔で話し、「側室とかのいざこざは嫌なので」と続けた。
伊勢谷と鈴木は「戦国時代は嫌」という意見。伊勢谷は「普通に外に出たら殺される時代ですからね」とコメントし、鈴木は「出家してなるべくこじんまりした目立たないお寺で、書物ばかり読んでるのがいいですね」と答える。「ムキムキではないの?」と大野にツッコまれると「ムキムキではないですね。その時代はジムがないと思うんで」と返し、笑いを誘う。また中村の「茶道好きなんで利休の前に現れて、後に彼が生み出すものを言ってリアクションを見たい」という発言に、石原は「ずるーい!」と声を上げていた。
続けて、1人ずつ浅草寺のおみくじを引くことに。鈴木と中村が“凶”、大野と石原、伊勢谷が“吉”という結果が出ると、大野は「いいけど中途半端だなあ。大吉がよかったな」と悲しそうな表情を見せ、「“願望叶えられるが大きな願いは駄目でしょう”、大ヒットになればいいなあくらいでしょうね」とつぶやいた。最後に大野は「今までにない忍者映画になったと僕は思いますし、1人ひとりの物語がしっかりしていて見応えのある作品です」とアピールし、イベントの幕を引いた。
和田竜の同名小説をもとにした本作は、史実に残る天正伊賀の乱を題材に、織田軍と伊賀忍び軍団の大合戦を描く時代劇エンタテインメント。大野が、伊賀最強だが普段は怠け者の忍び・無門を演じた。7月1日より全国ロードショー。
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