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本作では、とある女性を守るためコンビを組むことになったアウトサイダー2人が都会を奔走するさまが描かれる。主人公の元ボクサー、“マル”こと朝秀晃を窪塚、自動車の整備工場で働く“リリィ”こと梅津郁巳を降谷が演じる。
客席の後方からサプライズ登場し、黄色い声援に囲まれながら登壇したキャストたち。窪塚は「本日はこんなに集まっていただいて、なんでお台場なんだろう?って意見もありましたけれども来ていただけてうれしいです。ありがとうございます」と挨拶する。映画の舞台挨拶が初めてだという降谷は「すごく短い期間で作った作品ですけど、みんなの温もりがこもっているので今日を迎えられてよかったです!」と語り、会場からは拍手が起こる。
撮影前に運命的な出会いを果たしたという窪塚と降谷。窪塚は「2年前の冬に共通の知人の結婚式で、たまたま同じテーブルだったんですね。それで『おお! ヤーマン!』とか親しげに挨拶して一息ついたら、『あれ? 俺たち初対面だよね?』って気付いたんです」と回想。降谷は「握手のあとにね」と補足しながら、初対面とは思えないほど共通の知人が多くいることを明かす。そして窪塚は「その2週間後ぐらいにこの映画の話が舞い込んできて、これはガイダンス、天の導きだなっと思って引き受けました」と振り返る。
シングルマザーのヒロイン土屋冴子を演じた市川は、本作への出演が決まったときのことを「私たち30代にとって、窪塚さんと降谷さんはカリスマ的存在。2人と共演できるんだと思ってずっとワクワクしてました」とコメント。すると降谷が「俺とだけチューしてないんだよね」と市川へ急に話しかけると、窪塚が「お客さんみんなまだ観てないんだから」とフォローする。すかさず榊と品川から「おい! そこの新人俳優! しっかりしろ」という声が飛び、会場には爆笑が。現場でも降谷が何かをやらかすと「新人俳優!」とツッコミが入るのがお約束だったという。
冴子の元恋人であり彼女をストーキングする玉木敏郎を演じた品川は降谷との共演について「本当にすごい気さくでいい人。でもちょいちょい発言とかでDragon Ashが漏れてきて(笑)。そういうときはDragon Ashすんなよ!ってツッコんでました」と降谷の突飛な行動に困らされていたことを明かした。イベントの最後には、キャストが劇中に登場するアメハマ製菓のいちごミルクキャンディを客席に投げ込む一幕も。会場からは「建志! こっち投げて!」「窪塚さんここ!」という声援が上がっていた。
「アリーキャット」は、7月15日より東京・テアトル新宿ほか全国でロードショー。
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