本日7月15日、「
本作では、とある女性を守るためコンビを組むことになったアウトサイダー2人が都会を奔走するさまが描かれる。主人公の元ボクサー、“マル”こと朝秀晃を窪塚、自動車の整備工場で働く“リリィ”こと梅津郁巳を降谷建志が演じる。
窪塚は「Kj(降谷)は今ツアー中ですけど、いまだに俺のこと『マル、マル』って呼んでくれてそのたびにドキッとする。KjはDragon Ashとしてこの映画を背負って前に進んでいくんだなと思うと、この映画の価値が上がるし、意味が深まるなあって」と感慨深そうに語る。
市川は「最初の撮影が品川さんときわどい動画を撮るシーンだったんですが、品川さんがすごいお酒臭かった」と明かしつつも、「自分の撮影がないのに現場に手作りの汁ものを差し入れしてくださったりとか本当に優しかったです」と感謝の気持ちを述べる。窪塚も「21年役者やってますけどあんな経験初めてですよ。撮影場所と自宅が近かったとはいえ、こんなでっかい鍋に鶏汁を作って持ってきてくれて、みんなの心の温度も映画の純度も高まったんじゃないかと思います」と感激した様子。品川は「タクシーを降りる場所をワンブロック間違えて、近所をでかい鍋持ってフラフラしてるっていう。品川ついに頭おかしくなったんじゃないかっていう状態だったんですけど」と笑顔を見せ、「自然と差し入れがしたくなるような楽しい現場でした」と述懐した。
窪塚が「監督は話を聞いてくれる人なので、みんなで意見を出し合って一枚岩になって駆け抜けた現場だった」と振り返ると、品川は監督のことを「僕が劇中で書く怪文書の束を美術の人が持ってきたくれたとき『品川くん決めといてくれる?』とか言ってトイレ行っちゃうんですよ! 信頼してくれてるなって思う反面、なんだコイツって思ってましたよ!」と暴露する。続けて市川が「監督はセクシーなシーンになるとめっちゃ張り切ってました! 全然テンション違います!」と明かし、榊が「監督としてはメリハリも大事なんで、託すとこは託す。演じるところは演じるっていう」と照れくさそうに話すと会場は笑いに包まれた。
最後に窪塚は「この映画が皆さんのしたいことだったり、夢に向かって一歩でも前に進むきっかけになったらうれしい。ネクストステージでまたお会いしましょう!」と観客に呼びかけ、イベントは終了した。
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