島本理生の小説を映画化した本作は、高校教師と生徒として出会った男女が時を経て再会し、禁断の恋に落ちていくさまを描いたもの。松本と有村のほかには、坂口健太郎、市川実日子、瀬戸康史がキャストに名を連ねる。
2016年の夏に撮影が行われた本作。高校で演劇部の顧問を務める教師・葉山貴司を演じた松本は撮影時に「セリフのトーンひとつ、目線の動きひとつでも、印象が変わるというところをちゃんと汲み取ってくださり、かつ、そういう部分をすごく現場で大事にしている監督だなと思いました」と初めてタッグを組んだ行定の印象を述べた。また、特報にも登場する2人がバスルームで抱き合う場面に関しては「すんなりいき、まさかの一発OKでした」と言及し、「脚本を読んだときは、どういうふうになるかが見えなかったんですが、水の力って偉大なんだなと思いました(笑)」「有村さんのことしか見てなかったので、自分がどう動いたかも覚えてないです」と振り返った。
葉山を全身全霊で愛する大学生・工藤泉役を務めた有村は「泉でいることは苦しかったです。すごく複雑な気持ちがずっとあって、演じながら『これでいいのかな?』と思うこともあったのですが、監督のOKという言葉を信じて進みました」とコメント。そして「私自身は、正直、この恋愛を正当化することができなかった」と明かしながらも、「好きという気持ちには正しい正しくないということはないと思うので、いろんな愛の形があるんだなと感じながら観ていただけたらうれしいです」と本作について語った。
「ナラタージュ」は10月7日より全国で公開。
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