アピチャッポン・ウィーラセタクンの展覧会が開催、特集上映やシンポジウムも

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美術作家としても活動するアピチャッポン・ウィーラセタクンの展覧会が、12月13日から1月29日にかけて東京・東京都写真美術館にて開催される。

「ゴースト・ティーン」(2009年 / インクジェット・プリント)

「ゴースト・ティーン」(2009年 / インクジェット・プリント)

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「悲しげな蒸気」(2014年 / ライトボックス、昇華型熱転写方式)

「悲しげな蒸気」(2014年 / ライトボックス、昇華型熱転写方式)[拡大]

タイの東北地方を舞台に、伝説、民話、個人的な森の記憶や夢などを題材にした作品を創作してきたウィーラセタクン。目に見えない亡霊“Ghost”をキーワードにした展覧会では、最新作を含む計23点の映像、写真、インスタレーションと、アーカイブ作品を紹介する。

「メコンホテル」(2012年 / 56′13″)

「メコンホテル」(2012年 / 56′13″)[拡大]

会期中は上映企画「アピチャッポン本人が選ぶ短編集」も実施。日本初上映作品を含む全25本が、4つのプログラムに分けられスクリーンにかけられる。

加えて12月18日には「映像の不可視性をめぐって」と題されたシンポジウムを開催。ウィーラセタクンのほか「バンコクナイツ」の公開を2月25日に控える空族の富田克也相澤虎之助、アジア映画に関する著書を持つ映画研究者の四方田犬彦が参加する。

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アピチャッポン・ウィーラセタクン 亡霊たち

2016年12月13日(火)~2017年1月29日(日)東京都 東京都写真美術館
休館日:1月2日、9日を除く毎週月曜、12月29日(木)~1月1日(日・祝)、1月10日(火)
開館時間 10:00~18:00(最終入館17:30)
※木曜、金曜は20:00まで開館(最終入館19:30)
料金:一般 600円 / 大学、専門学生 500円 / 中学・高校生、シニア 400円 / 小学生以下無料

アピチャッポン本人が選ぶ短編集

2016年12月13日(火)~2017年1月5日(木)
休映日:12月19日(月)、26日(月)、12月29日(木)~1月1日(日・祝)
開場 18:45 / 開映 19:00
※2017年1月2日(月・振休)、1月3日(火)は13:00開映
料金:一般1500円 / 学生 1200円 / 中学・高校生 1000円 / 65歳以上 1000円
※半券または「アピチャッポン・ウィーラセタクン 亡霊たち」展のチケット提示で1000円

シンポジウム「映像の不可視性をめぐって」

2016年12月18日(日)
開演 15:00 / 終演 17:30(予定)
定員:190人
※当日10:00より1階ホール受付にて入場整理券を配布
料金:無料
<出演者>
アピチャッポン・ウィーラセタクン / 四方田犬彦 / 富田克也 / 相澤虎之助

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読者の反応

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Naoya Sakagawa @sakagan

@sakagan なので、12月18日「映像の不可視性をめぐって」シンポジウムで、アピチャッポン監督、空族のおふたり、四方田犬彦氏とで、イサーン、森に入る、抵抗の話でも盛り上がるんじゃないだろうか。参加できないのが残念だが。
https://t.co/sc5KonXwtC

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