齊藤工プロデュースの上映イベントが福島で開催、子供たちとの交流楽しむ

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俳優の斎藤工が齊藤工名義でプロデュースする移動映画館プロジェクトの第4弾「cinema bird in 福島2016」が、福島・原町高等学校にて11月19日に開催された。

「cinema bird in 福島2016」の様子。

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「cinema bird in 福島2016」の様子。

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「cinema bird」とは、映画館のない地域に映画を届けるため齊藤が発案した企画。2014年に宮城にて初開催され、福島では2015年7月に続き2回目の開催となった。齊藤は「南相馬市での実施は悲願でした。子供の頃からいろんな人生を疑似体験できる映画館で衝撃を受けてきたが、どんどん映画館が減ってきている。誰かと感動を共有することを子供たちに体験してほしい」とコメントを寄せる。

「cinema bird in 福島2016」の様子。

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約900人の観客が集まった会場では、ネイチャードキュメンタリー「シーズンズ 2万年の地球旅行」、熊本出身の行定勲が故郷を舞台に、同県にゆかりのある人々を集めて作り上げた「うつくしいひと」、障害を持つ子供とゲイのカップルが世間の偏見と闘う姿を描く「チョコレートドーナツ」の計3作品を上映。初参加のサンドウィッチマンがMCを務め、永野あばれる君によるお笑いライブやミュージシャンMOGMOSと古賀小由実のミニライブ、鉄拳が手がけた映像も披露された。

「cinema bird in 福島2016」の様子。

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「うつくしいひと」の上映前には、同作に出演した高良健吾からのビデオメッセージを上映。高良は「『震災前の美しい熊本を映像に残してくれてありがとう』と多くの人から言われ、『これが映画の記憶、映画の力なんだ』と思いました」と感慨深く述懐し、「現在製作中の続編も『cinema bird』で上映してほしい。そのときは行きたいです」と希望を伝えた。観客からの「(映画を観て)熊本に行きたくなりました」という感想に対し、齊藤は「被災地では観光面の2次災害が一番つらいこと」と残念そうに話し、サンドウィッチマンは「本当に熊本も東北もとてもいいところ。ぜひ行ってほしい」と力を込めて語った。

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すみれcalla @sumile_iro

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