ドキュメンタリー「湾生回家」予告編、戦時下の台湾で生まれた日本人が語る望郷の念

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台湾発のドキュメンタリー「湾生回家」の予告編がYouTubeにて公開された。

「湾生回家」

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「湾生回家」メインビジュアル

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1895年から50年の間、日本の統治下にあった台湾で生まれ育った“湾生”と言われる延べ20万人もの日本人たち。本作は、敗戦によって日本本土へと強制送還された湾生たちの中から6人に焦点を当て、彼らが異郷の地となった台湾へ再び里帰りする様子や、引揚者が歩んだ過酷な人生を追っていく。台湾のアカデミー賞と言われる金馬奨での受賞歴を持つホァン・ミンチェンが監督を務め、同映画賞のドキュメンタリー作品賞にノミネートされた。

「湾生回家」

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予告編は、再び故郷へと渡り友人や自身のルーツを探し求める人々の姿を、湾生やその子息らの証言と、戦中戦後の台湾本土を捉えた記録映像も交えて映し出す。そこには戦後の台湾に残った湾生たちの姿も。映像は「友達もいっぱいいる私。でも心は異邦人よ」と湾生が複雑な胸の内を語ったセリフで締めくくられる。

「湾生回家」は11月12日より東京・岩波ホールにてロードショー。

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(c)田澤文化有限公司

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