ドキュメンタリー「湾生回家」予告編、戦時下の台湾で生まれた日本人が語る望郷の念

10

153

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 17 18
  • 118 シェア

台湾発のドキュメンタリー「湾生回家」の予告編がYouTubeにて公開された。

「湾生回家」

「湾生回家」

大きなサイズで見る(全16件)

「湾生回家」メインビジュアル

「湾生回家」メインビジュアル[拡大]

1895年から50年の間、日本の統治下にあった台湾で生まれ育った“湾生”と言われる延べ20万人もの日本人たち。本作は、敗戦によって日本本土へと強制送還された湾生たちの中から6人に焦点を当て、彼らが異郷の地となった台湾へ再び里帰りする様子や、引揚者が歩んだ過酷な人生を追っていく。台湾のアカデミー賞と言われる金馬奨での受賞歴を持つホァン・ミンチェンが監督を務め、同映画賞のドキュメンタリー作品賞にノミネートされた。

「湾生回家」

「湾生回家」[拡大]

予告編は、再び故郷へと渡り友人や自身のルーツを探し求める人々の姿を、湾生やその子息らの証言と、戦中戦後の台湾本土を捉えた記録映像も交えて映し出す。そこには戦後の台湾に残った湾生たちの姿も。映像は「友達もいっぱいいる私。でも心は異邦人よ」と湾生が複雑な胸の内を語ったセリフで締めくくられる。

「湾生回家」は11月12日より東京・岩波ホールにてロードショー。

この記事の画像・動画(全16件)

(c)田澤文化有限公司

読者の反応

語学教室ANC 大阪 (講師派遣、翻訳、通訳、オンラインレッスン) @ANC_Languages

ドキュメンタリー「湾生回家」予告編、戦時下の台湾で生まれた日本人が語る望郷の念 - 映画ナタリー https://t.co/oGduf1zowp

コメントを読む(10件)

ホァン・ミンチェンの映画作品

リンク

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 湾生回家 / ホァン・ミンチェン の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。