台湾発のドキュメンタリー「
1895年から50年の間、日本の統治下にあった台湾で生まれ育った“湾生”と言われる延べ20万人もの日本人たち。本作は、敗戦によって日本本土へと強制送還された湾生たちの中から6人に焦点を当て、彼らが異郷の地となった台湾へ再び里帰りする様子や、引揚者が歩んだ過酷な人生を追っていく。台湾のアカデミー賞と言われる金馬奨での受賞歴を持つ
予告編は、再び故郷へと渡り友人や自身のルーツを探し求める人々の姿を、湾生やその子息らの証言と、戦中戦後の台湾本土を捉えた記録映像も交えて映し出す。そこには戦後の台湾に残った湾生たちの姿も。映像は「友達もいっぱいいる私。でも心は異邦人よ」と湾生が複雑な胸の内を語ったセリフで締めくくられる。
「湾生回家」は11月12日より東京・岩波ホールにてロードショー。
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リンク
- 「湾生回家」公式サイト
- 第11回大阪アジアン映画祭|OAFF2016 公式サイト
- 「湾生回家」予告編
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