鬼塚忠の小説を「月とキャベツ」の
「おんなのこきらい」「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」の森川が演じるのは、映画オリジナルキャラクターの天才絵師・れん。ある出来事から人に対して心を閉ざしていたが、専好に助けられ少しずつ変化していくという役どころだ。森川は「これまでおしゃべりな役が多かったのですが、今回は表情のお芝居で勝負するのがすごく楽しみでした。なるべくちょっとした表情や目の演技で表現するようにしました」とコメントを寄せている。
なおこのたび、野村と森川の姿を捉えた場面写真も到着した。野村は、専好を演じるにあたり坊主頭に。自らの髪型と役について、「まるで高校球児の様ですね。専好さんは花に魅入られた天才的な人で、とらえどころのない天真爛漫さは上手く表現できたと思います」と話している。
「花戦さ」は2017年に全国ロードショー。
森川葵 コメント
京都に来て、すごく集中して撮影に臨めたと思います。これまでおしゃべりな役が多かったのですが、今回は表情のお芝居で勝負するのがすごく楽しみでした。なるべくちょっとした表情や目の演技で表現するようにしました。大先輩方に囲まれて、とても不安ではありましたが、実際現場にきたら楽しく毎日撮影することができました。萬斎さんの演技を見て、時代劇でも、もっと自由に色んなことにチャレンジしてみていいんだ、堅苦しくなり過ぎなくていいんだ、ということを学びました。
野村萬斎 コメント
(髪型に関して)去年の初めから短い状態が続いていましたが、今はまるで高校球児の様ですね。専好さんは花に魅入られた天才的な人で、とらえどころのない天真爛漫さは上手く表現できたと思います。生け花は初めてでしたが、花と対峙するのは楽しい時間でした。花と狂言は限られたものの中で表現するという点は似ていると思います。森川さんとは初共演です。普段は、ハキハキしてますが、カメラの前では何とも言えない不思議な色気や一種のカリスマ性を感じました。役柄としても、花と絵、それぞれのアーティストとして触発・尊重しあえる同志的な関係を演じられたと思います。
関連記事
森川葵の映画作品
関連商品
リンク
- 花戦さ|東映
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
能楽タイムズ編集部(能楽書林) @nohgakutimes
【記事紹介】森川葵が時代劇エンタメ「花戦さ」でヒロイン演じる、野村萬斎は坊主頭に:映画ナタリー https://t.co/HOUJGE53i1