YEN TOWN BANDが20年ぶりアルバムリリース、岩井俊二監督のMVも公開

1996年に公開された岩井俊二の監督作「スワロウテイル」から生まれたYEN TOWN BANDが、20年ぶりとなるニューアルバム「diverse journey」を7月20日にリリースすることがわかった。

YEN TOWN BANDは、「スワロウテイル」の劇中でChara演じる主人公のグリコがボーカルを務める架空のバンド。2015年9月に新潟で開催された復活公演「大地の芸術祭 2015 YEN TOWN BAND @NO×BUTAI produced by Takeshi Kobayashi」を皮切りに復活し、本日6月22日にはKj（Dragon Ash）が参加したニューシングル「my town」を発表した。

1996年の「MONTAGE」以来となるこのニューアルバムには、「my town」や2015年にリリースしたシングル「アイノネ」、ライブで披露した「EL」などを収録。初回限定盤のDVDには「大地の芸術祭」でのライブ映像が収められている。またジャケットデザインは「アイノネ」や「my town」に引き続き、岩井がプロデュースを担当。アルバムコンセプトであるYEN TOWN BANDの“旅”を表現したデザインに仕上がっている。

なおこのたび、岩井がメガホンを取った「my town」のMVがYouTubeにて公開された。楽曲のコンセプトに合わせ、“故郷”を意味する日本列島と、その上空を羽ばたくアゲハ蝶を俯瞰で捉えた映像となっている。