僕が出られなくなる!西島秀俊が役所広司の「クリーピー出たかった」発言に焦る

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本日6月21日、「クリーピー 偽りの隣人」のトークイベントが東京・新宿ピカデリーにて行われ、キャストの西島秀俊、監督の黒沢清、そしてゲストとして俳優の役所広司が出席した。

「クリーピー 偽りの隣人」トークイベントの様子。

「クリーピー 偽りの隣人」トークイベントの様子。

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「クリーピー 偽りの隣人」

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「クリーピー 偽りの隣人」は、ある一家の失踪事件を追う犯罪心理学者の高倉とその妻が、転居先で出会った奇妙な隣人に翻弄され、深い闇へと引きずり込まれていくさまを描いたサスペンススリラー。西島のほかには竹内結子、香川照之、川口春奈、東出昌大が出演に名を連ねる。

役所広司

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西島秀俊

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本作のファンだという役所が「あっという間に映画の世界に引き込まれてしまうところが好きで、僕はこの作品を2回観ちゃいました。特に導入部がカッコいいなあって感じます。なんで僕がここに出ていないんだ? 出たかった!とも思いますね」とコメントすると、西島は「役所さんが出てしまったら僕が出られなくなっちゃいますよ!」と焦った様子を見せる。また黒沢が「こんなことなら1カットでも出てもらえばよかった」と悔しがると、役所は「犬の役でも出ますよ!」と答えて観客の笑いを誘った。

左から役所広司、西島秀俊。

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続いて、黒沢が1999年に発表した監督作「ニンゲン合格」の話題に。西島は「現場には役所さん、哀川翔さん、洞口依子さん、大杉漣さん、麻生久美子さんと、黒沢組のオールスターがいたんですよ。戻れるならあのときに戻りたいです!」と撮影時を振り返る。そして役所は「嫌がる西島くんを引っ張るシーンがあったのですが、それはもう重たくて。本当に嫌なんだろうなって感じがしました」と、西島は「僕、別のシーンで役所さんに抱きついたのも覚えています。大きいなあと思って」と懐かしんだ。

左から黒沢清、役所広司。

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再び「クリーピー」の話に戻ると、黒沢は「『クリーピー』の主人公は、かつてだったら役所さんが演じる役だったんですよ。役所さんだったらこんな感じかなというモデルが僕の中にあって。それはそれとして、『CURE』の頃の役所さんとほぼ同い年になった西島くんはどう演じるかな?と思って、彼にお願いしたんです」と述べて観客を驚かせる。黒沢が「役所さんはものすごく偉くなってしまったんですが、今でも変わらず一生懸命でタフで誠実なヒーロー。それでいてチャーミングなもろさがあるんです。役所さんと西島くんは、質は違うけど僕の中では一緒のポジションですね」と続けると、その言葉を聞いた役所が「次回作に出られるかも!と思いました」とにんまり笑う場面も。

さらに「『クリーピー』の撮影で一番大変だったシーンは?」という質問に、黒沢は「(劇中に登場する)犬でしたねえ……」としみじみとした表情で答え、「よく言うことを聞くおりこうな犬でしたが、言うことしか聞かないので、俳優同士が芝居をしているときは突然何も演技をしなくなるんですよ。あらぬ方向を見ていたりしてね。犬が気になって俳優の芝居が目に入りませんでした」と裏話を披露した。

最後に黒沢が「この映画は気持ちの悪い出来ではありますが、興味のある方は2度観ていただけたらうれしいです。気持ちの悪い映画が好きな方が知り合いにいらっしゃったらぜひ薦めてください。そうじゃない方には『役所広司がどこかに出てたかも!』と嘘をついて伝えていただければ」と挨拶し、イベントを締めくくった。

「クリーピー 偽りの隣人」は、全国の劇場で上映中。

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