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このジャパンプレミアには、二階堂と山崎に加え、キャストの
エリカに惹かれていくメガネ男子・日下部憂役の吉沢は、「もし身近にエリカのような女子がいたら?」という質問に「いやー……行くでしょ(笑)。あんなに純粋で素直な女の子いないですから、僕も好きになってると思う。2人のシーンでは、僕も高校時代に味わったようなキュンとする場面があった」と答える。そんな吉沢をうっとりと眺めていた二階堂は、「(客席に)“お亮”って書いてあるうちわがいっぱいあって、私もそこに交じって『お亮ー!!』って言いたい」と発言。さらに現場での吉沢について「現場ではメガネをかけてらしたんですけど、輝きがボロボロこぼれてたんです! 平成のアラン・ドロンのよう」と熱弁した。
ここで、嘘から恋が始まる本作のストーリーにちなみ、キャストらに「これまでについた嘘は?」という質問が。二階堂は「人見知りってカッコいいなと思ってた時期があって、『私人見知りです』って言い続けてたら本当にそうなっちゃった」と後悔を語る。続いて山崎は、本作の現場で集合写真を撮る際、欠席していた吉沢にプロデューサーのふりをして電話をかけたと明かす。「伸くん(鈴木)が共犯者なんですけど。『もしもし? 吉沢くん今何してんの? 今から戻ってこれるかな』って言ったら、吉沢さんが本当にだまされて(笑)」と、鈴木と吉沢と3人で盛り上がるも、「……これ、面白いの俺らだけじゃん!」と慌てて話を終わらせた。
同じ質問に鈴木は、「小学生の頃、帰り道に大きいカルガモがいたんです。見慣れなかったので自転車のカゴの中に入れて帰って、お母さんに『大変だ! カモがカゴの中に入ってきた!』って言いました」と話し笑いを起こす。そして横浜は「幼稚園の頃、ある先生にかわいがられていて、そのたびに『やだ!』とか『嫌い!』って言ってたんですけど、実は好きだったんです」とほほえましいエピソードを披露。また菜々緒は、地元で母親とスーパーに行った際に「熟れてる柿が好きなので、それを探して売り場を漁りまくっていたところに『菜々緒さんですか?』って声をかけられて、恥ずかしすぎて『違います』って嘘をつきました(笑)」と告白した。
そんなキャストらのエピソードの中から、廣木が一番印象に残った話を選ぶことに。「カモが面白かったな」という廣木の一言で“ベスト・オブ・オオカミ少年”に選ばれた鈴木に、会場から拍手が送られた。
イベントの最後には、二階堂が「自分にとって、作品もキャラクターもチャレンジでした。とにかくたくさんの方々に観ていただきたいという気持ちでいっぱいです」と挨拶。さらに山崎が「嘘をつくところから始まる恋ですが、絶対にうまくいかないだろうなっていう2人がどう成長していくかの物語です。見栄を張って嘘をついても、自分の気持ちには嘘をついちゃダメだなって思いました」とまとめる。しかし照れてしまったのか、直後に「ちょっといいこと言いたかったので……」とこぼし、会場が笑いに包まれたところで舞台挨拶は終了した。
「オオカミ少女と黒王子」は、5月28日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。
※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
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