本日1月11日、「
公開収録イベントにはタミヤ役の
「ライチ☆密告クラブ」と題したコーナーでは、岡山が「ことあるごとにラップバトルを挑んでくる」と柾木の素顔を明かし、柾木が即興でラップを披露する一幕も。また泊まり込みの際には間宮の部屋に共演者たちが集結したといい、「2つのベッドに5~6人で寝て、部屋を汚していくので困った」という秘話も暴露された。さらに藤原は「野村くんと間宮くんがイタズラっ子で。僕が古川くんに嫌われてるって言われて、3日間信じてたんです!」と真剣なまなざしで訴える。最後には内藤が「この仲のよい9人が血まみれグチョグチョになるので、見てください!」と作品をPRした。
その後行われた会見にはキャスト9名が登壇。野村は「周りが面白すぎて(笑)。みんな好き勝手やるんですよ、現場でも。僕は唯一見守ってる役という感じで、(ほかのキャストたちが)うらやましい気持ちもありました」と述べ、古川は「僕は学生役や少女マンガものの役柄が多かったので、ずっと悪役を演じてみたいと思っていた。オーディションで受かったときはうれしかったです。楽しくやれました」と満足そうな表情を見せる。間宮は「心の中でゼラをどれだけ愛せるかっていうことを考えていました。初のラブシーンの相手が、古川くんでよかったなって思います(笑)。女優さんとはしていないようなことをやったり……」と振り返り、「古川くんとはあまり近くにいないほうがいいのかなと思って、本番での密会を楽しみに、休憩時間もあまり会話をしないようにしてました」と役作りの工夫を語る。
目元に特殊メイクを施すため、ほかのキャストより2時間も早く毎日現場入りしていたという池田は「ずっと片目を閉じている状態なので、距離感がわからなくて、ご飯が食べられないんですよ。ラーメンをほっぺに持っていっちゃったり」と苦労を明かすが、野村をはじめとするキャスト陣には「本当に?」と疑いの目を向けられる。松田は「やっぱり、(キャストやスタッフに)『かわいい』とか声を掛けてもらえることが僕にとっての合格点でした。撮影前には半身浴をしたり。そういう部分が映画に出ていたらいいな」と、女性らしさのある役への努力を口にした。戸塚は「制作費の半分を僕が払ったり……」と冗談まじりに話して笑いを誘い、現場でのムードメーカーっぷりをうかがわせる。
柾木は「一歩現場に入ったらライチの世界観でした。世界を作ってしまうんだな、映画っていうのは、と。いろいろと勉強させていただきました」と神妙な面持ちで感想を語るが、周りにリクエストされなぜかラップを披露する流れに。ところがリズムに乗りきれず、「勉強と便所で韻を踏もうと思ったんですけど……」と苦笑いする。藤原は「最初にみんなで撮ったのが、光クラブの10カ条を言うシーンだったんですけど、全員で10カ条を言ったときに体に電撃が走って。古川さん演じるゼラのオーラが僕の中で完璧でした」と話すも、先ほどの公開収録での流れを受けて野村に「えっ(古川に)嫌われてたんだろ?」と言われ、古川にも「嫌いだよ?」と宣言されてしまい、ショックを受けていた。
続いてそれぞれが今年の抱負を書き初めで発表。岡山は「無駄遣」、藤原は「漢気」、柾木は「中央線」、戸塚は「普通」、松田は「余裕」、古川は「ステップアップ」、野村は「元気」と書いた。昨年乗馬ライセンスを取得したという池田は、馬の絵を添え「ギャロップ」と堂々と記し、それを見た野村は「表参道を馬で走ろうよ!」とコメント。間宮は本作のヒットを祈願する思いを込めた「初日の出」という書を披露した。
終盤にはキャストたちが成人の日にちなみ、新成人たちへエールを送る場面も。そして最後に、野村が「この先、俳優の世界を担っていかなきゃいけない9人が集まったなと思います。この作品自体も、あまりなかった映画かなと思うところもあります。次の世代を見るような気持ちで、映画を観ていただけたたら」と力強く語り、イベントを締めた。
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