小松菜奈が人生初の茶髪に、キャバ嬢役で柳楽優弥、菅田将暉らと共演

「NINIFUNI」で知られる真利子哲也の監督最新作「ディストラクション・ベイビーズ」。本作の主要キャスト・小松菜奈の写真が到着した。

愛媛・松山を舞台にした本作は、造船所に暮らし、喧嘩に明け暮れる男・芦原泰良とそんな彼に興味をもった北原裕也が共謀し、通行人をターゲットにした無差別な暴行や、犯罪に手を染めていくさまを描いた青春群像劇。泰良役を柳楽優弥が、裕也役を菅田将暉がそれぞれ演じ、そのほか村上虹郎、池松壮亮、でんでんらが出演に名を連ねる。

劇中で泰良と裕也の遊びに巻き込まれるキャバクラ嬢・那奈を演じる小松。撮影にあたっては、役作りのためにトレードマークの黒髪をカラーリングしたという。小松は「私と名前が同じこの那奈は心の底から悪い女です」と自身の役柄を説明し、「人生初めて髪を染めたり、初めてアクションをしたりと今までとはまた違う役に入る感じがしました」と撮影時を振り返った。

「ディストラクション・ベイビーズ」は、2016年5月に東京・テアトル新宿ほか全国でロードショー。

小松菜奈 コメント

今回、那奈を演じさせてもらいました。
私と名前が同じこの那奈は心の底から悪い女です。
人生初めて髪を染めたり、初めてアクションをしたりと
今までとはまた違う役に入る感じがしました。
お芝居中はとにかく無我夢中で記憶がそんなにありません。
それほど気持ちに余裕がなく過酷なもので、逃げたいと思う事も多々あった事は間違いないです。
「孤独・恐怖・嫉妬・欺瞞」全くポジティブ要素が一つもない役…でも、やりがいはとてもありました。