昨日10月24日より、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて特集上映「シッチェス映画祭 ファンタスティック・セレクション 2015」が開幕。同劇場にて「
「忍者狩り」は天正6年の伊賀国を舞台とした忍者たちの謎解きサスペンス。第39回モントリオール世界映画祭のFocus on World Cinema部門や第48回シッチェス・カタロニア国際映画祭に出品され、「シッチェス映画祭 ファンタスティック・セレクション」にて上映される初の邦画作品となった。
ステージに現れた千葉は「台本を書いたのが4、5年前でしょうか。長い期間をかけて皆さまの前に出られてよかったです」と挨拶。続いてアクションシーンの話題になり、三元は「古武術をもとにしたアクションもあって、今までの経験ではできないところがたくさんあり、新しいチャレンジでした。島津さん、けがもしましたよね?」と振り返る。島津は「手の指(の骨)にヒビが入って、曲がるようになったのはつい最近です」と明かし、「アクションではゴム製の剣を使うのが一般的ですが、(本作では)細くした木刀を使ってますからね。普通はあまり使わないですし、長回しなので命がけですよ! 立ち回りを長くやってきている人間からすると、簡単に(ほかの俳優の)プロフィール欄に『特技はアクション』なんて書いてあると、『なんだよっ』って思うこともあります! 本気の立ち回りができるうちらを使ってくれる千葉監督には感謝です!」と熱弁。思わず三元から「なんの話ですか!」とツッコミが入った。
そんなアクションの演出について千葉は「僕のアクションに必要なキャストがそろってくれたので、『これでもか!』ってくらいやってもらいました」と話す。島津が「特に千葉組の最終日はいつも1日が30時間くらいに感じるほどアクションをやらせるんですよ。これだけのアクションで忍者というテーマだと、海外の映画祭から声がかかるのもわかります」と言うと、三元も「CGやワイヤーだけに頼らない、マンパワーで見せるアクションですよね」とうなずく。「『AVN エイリアンVSニンジャ』が海外で評価されたのもあって、アナログで見せたいっていう思いは強いです」と千葉が語ると、辻本も本作を「アナログでもものすごいアクションをやれる、できるってことをアピールできた作品だと思います」とオススメした。
最後に千葉が「個人的には物語の裏に、芽以ちゃんと辻本さんのサブストーリーも考えています。タイムリープものでもあるので、『忍者狩り ゼロ』といった企画も考えています」と構想を明かし、「企画が通るかは興行次第だと思いますので、応援よろしくお願いします!」と観客に訴えかけた。
「シッチェス映画祭 ファンタスティック・セレクション 2015」はヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて開催中。
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【映画】10月24日に行われた映画『忍者狩り』の初日舞台挨拶の模様です >「忍者狩り」初日、千葉誠司らがシッチェスで評価されたアナログアクションを語る
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